劇場公開日 1991年12月21日

「スコセッシが監督だったのか!」ケープ・フィアー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

2.5スコセッシが監督だったのか!

2022年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

この辺りでストーカーと言う言葉が認知され始めた
ように記憶してます。
ロビンウィリアムズのストーカーなんて映画もあったな。

当時なら粘着質で怖く感じてたかもしれないけど、
今見ると、もっとエグいストーカー犯罪もニュースで
見たりするので、案外何もして来ないなと感じた。
それでもラストは怒涛の展開が待ってるのだけど、
もっとジワジワ迫って来る感じが欲しかった。

スゴく気になったところがあって、
主人公が
「分かったぞ!アイツは自由に出入りできるんだ!」
と謎をついに解いた!みたいなシーンがあるんだけど、
どうやって入ったか説明がなくて、
そう言えば、ストーカーのどこにでも現れると言う体質
を雑に使ってるよなと引っ掛かりました。

車の下に張り付いてるところはとても良かったです。

見終わってから監督がスコセッシと知り、
スコセッシとデニーロならもっと重厚に出来たんじゃ
ないかなと思いました。

そう言えば、90年代の映画ってどれを観ても
ジュリエットルイスが出てたような感覚があります。

奥嶋ひろまさ