グリマーマン

劇場公開日:

解説

猟奇連続殺人事件に端を発した陰謀に挑む刑事の活躍を描いたアクション映画。「暴走特急」「エグゼクティブ デシジョン」のスティーヴン・セガールが自身の原点である刑事アクションに久々に復帰し、生身の肉体を駆使した豪快な立ち回りを演じている。監督は「ケイティ」のジョン・グレイ。脚本は、これが初めての映画となるケヴィン・ブロドビン。製作総指揮は「ボディ・ターゲット」のマイケル・ラシュミル、撮影は「ベビーシッター」のリック・ボタ、音楽はロックグループ、イエスに在籍した「フェア・ゲーム」のトレヴァー・ラビン、美術は「フリントストーン モダン石器時代」のウィリアム・サンデル、編集は「がんばれ!ルーキー」のドン・キャンバーンが担当。共演は『ダーティ・シェイム』(V)のキーナン・アイヴォリー・ウェイアンズ、「ショーシャンクの空に」のボブ・ガントン、「ブレイブハート」のブライアン・コックス、「遙かなる大地へ」のミッシェル・ジョンソン、「パーフェクト・ワールド」のジョン・M・ジャクソン、「恋はデジャ・ブ」のスティーヴン・トロボウスキーほか。

1996年製作/91分/アメリカ
原題:The Glimmer Man
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1997年1月18日

ストーリー

カップルを襲い、十字架にかけられたキリストを模して犠牲者を壁に磔刑にするという連続猟奇殺人事件が、L.A.市民を恐怖に陥れていた。犯罪心理に関する知識と刑事としての力量を買われてN.Y.から赴任したコール(スティーヴン・セガール)は、L.A.市警の殺人課刑事ジム・キャンベル(キーナン・アイヴォリー・ウェイアンズ)と組んで事件に当たる。捜査は難航し、殺人現場で彼が見たものは、磔刑にされた前妻と現在の夫の姿だった。しかも、現場にはコールの指紋が残されていた。コールとジムは連続殺人犯を検挙するが、コールの元妻ともう一件の事件だけは男の仕業ではないようだった。もう一件の事件の被害者は、全身が白血病に蝕まれていた。捜査を進めるうち、ジムはコールがかつてグリマーマンと呼ばれ、ベトナムをはじめ各地で活動していた特殊工作員であったことを知る。やがて、コールの元上司ミスター・スミス(ブライアン・コックス)が街の顔役ドナルド(ジョン・M・ジャクソン)と組んで、ロシアから流出した核兵器を密輸していた事実が明らかになった。敵はドナルドの用心棒フランク(ボブ・ガントン)を使って連続殺人に見せかけ、邪魔なコールに殺人の濡れ衣を着せようとしたのだ。コールとジムは度重なる敵の妨害に抵抗。スミスを脅し、ドナルドとフランクが仲間割れするよう仕向けた。ドナルドを殺したフランクと対峙したコールは、壮絶な肉弾戦の末に相手を倒した。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0沈黙じゃないセガール映画

2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 キリストの磔を模した殺人事件。最近では『クリムゾン・リバー2』でも宗教がらみの殺人事件があった。サスペンスとアクション、1度で2度美味しい映画を目指したのだろうか、結局サスペンス部分はわけがわからない(2回目だったのに・・・)。

 「セサミ・ストリートか!ここは」で大爆笑だった。

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kossy

4.0朝日シネマにて観賞

2017年5月11日
Androidアプリから投稿
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shallowwhite

2.5黒人さんに萌えた

2016年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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ゆうり

3.5誰彼かまわずやっつける

2014年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 格闘だけに留まらず、建物から縄を使って降りたりしてまだ若いセガールの活劇は動きがいい。セガールの無茶振りに巻き込まれて銃撃されて最後には「電話も伝言もファックスも伝書鳩もいらない」と一切の連絡を拒否する相棒の黒人刑事もなかなかの活躍だったが、この滑稽さをもっと最初から出していればさらに楽しかっただろう。機関銃を撃たれても当たらない等の相変わらずのありえない無敵ぶりを示すし、物語のご都合主義はいつもどおりだけど、敵の親玉と殺し屋を離反させる作戦もあって楽しめた。

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