グラディエーターのレビュー・感想・評価
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コモドゥスが隠れ主役
「抱きしめ殺し」から「隠し持った武器で殺され」(そんな用語ないけど)にまで至った、コモドゥスのキャラクター造形が素晴らしい。
音楽とか衣装が良かった。
姉姫とキスしなければさらによかったかな。
人気絶頂で打ち切りになった漫画のよう
とにかく画の迫力がすごい
冒頭からどれだけエキストラいるんだと思うほどの合戦を見せつけられ、名作の雰囲気を強く感じる。
その後もコロッセオでの息もつかせぬ攻防が続き、アクションシーンは満点評価。
また、皇帝も純粋な悪ではなく、彼なりにローマを再建する想いがあり、ただ、そこに主人公が立ちはだかる訳で
最後に一騎打ちを選ぶことも勇気あっての行動かと見直しかけるも、そこで結局刺すのかいと、やはり卑怯な一面を強く滲ませてくる。
私の中でしっくりこなかったのが一騎打ちからのラスト。
なんで皇帝が死ぬのを見てるのか、帝国のトップでしょ?市民の前で死んで良いの?
奴隷解放しろと言われて、なんですんなり解放するの?
そこまで練り上げてきた濃厚なストーリーを、時間ないから一気に終わらせたかのようなあっさりかつご都合主義なラストに打ち切り漫画のような拍子抜け感を感じた。
惜しい。
久々に観た 再び痺れた
血縁だけを盲信し、能力も器も足りないのに皇帝という立場に拘り、滑稽なほど真っ白な衣装で大袈裟に立ち振る舞うも敗れ、誰からもその亡骸に悲しみも敬いも持たれない、哀れな男を演じたホアキンの闇深い演技が素晴らしい。さすがだ。
落とされても奪われても、天性の闘う力と、貫く忠誠心とその揺るがない正義感により、周りを惹き込み道を切り開き続ける男を演じたラッセルの力強い演技も同じように素晴らしい。
人の持つ残酷さを表す歴史に絡めたストーリーも含めて、重厚で見応え抜群の作品です。
嫉妬に巻き込まれた将軍マキシマス
コモドゥス役のホアキンフェニックスがとんでもなくいい味出してます。
彼のキチガイっぷりがこの映画をより際立たせてると言える、
父親との固執
近親相姦
民衆からの不人気さ
元老院言うこと聞かない
それに比べマキシマスの人気。
カリスマ性。強さ。
なんなら自分の可愛がってる甥っ子もマキシマスに憧れだすし。
大好きなお姉さんもマキシマスにゾッコン。
民衆もマキシマスにくぎ付け。
これは確かに劣等感出ちゃいますよ。
俺は皇帝だそ!って。
最後の戦いの後にマキシマスは担がれて
コモドゥス皇帝には誰も近寄らない。
公開当時は中学生?で古代ローマの勉強が出来てそれ以降イタリアへの強い憧れがありますが、
大人になってこの映画を観ると別の視点から観れて面白いですね。
大好きな映画ベスト10に入ってます。
英雄とは何か
表題の通り
英雄ってそうザラには言えねぇなって判った
1つ言わせてもらえば、最後の決闘は何故に1vs1でやったのか?たとえ予め傷つけても皇帝死ぬの100%なのになぁって思ったり笑
殺しまくる映画
最初から最後まで人が死に続ける映画。
序盤は将軍として敵軍の兵士を殺しまくり、
中盤は剣闘士として対戦相手を殺しまくり、
最後は皇帝との殺し合い。
しかも、親、仲間、妻、息子、
親しい人がゴミのように死んでいく。
そんな状況下でもなお主人公が立ち向かうのは、
復讐と前皇帝と国のためだそうで。
共感…できない。志が高すぎてリアリティを感じない。
話自体も、視聴者の意表を突きたい意図はよくわかるけど、
結果無理が生じてご都合主義の展開になっていることが多い。
全体的に、とても刺激的だけど、軽っぺらい内容の映画。
映像はとても迫力があるし、
下手に真面目に考えずに純粋なエンタメとして観れば秀逸なのかも。
とにかくかっこいい
強いなぁ〜そして、誰からも信頼されて引っ張っていく存在。かっこいい!
戦闘シーンが多くて、それがどれも楽しめる。
死んで、家族に会える。とても良い終わり方、ラストへのもっていき方だと思う。
また観たい!
将軍から奴隷へ
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演『グラディエーター』
ローマ帝国の時代、将軍から剣闘士となった男の数奇な運命を描いた史劇スペクタクル大作。
アクションシーンは素晴らしい出来映え。
もともと将軍だった主人公マキシマスが、同じ剣闘士を指揮して勝利していく様を見るのはすごく面白かった。
内容も素晴らしい出来で、同じリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の『ロビン・フッド』よりも楽しめた。
また、マキシマスの最後はものすごくカッコイい。
見終わった時の余韻もとても良かった。
人生を感じる
冒頭の自省録からローマ時代のゲルマニアへとトリップできる。
五賢帝時代とはいえ帝国の崩壊の足音が聞こえてくる時代。
そんなことを考えながら美しい映像美が一人の戦士の人生を映しだす。
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