グラディエーターのレビュー・感想・評価
全173件中、161~173件目を表示
とにかくかっこいい
強いなぁ〜そして、誰からも信頼されて引っ張っていく存在。かっこいい!
戦闘シーンが多くて、それがどれも楽しめる。
死んで、家族に会える。とても良い終わり方、ラストへのもっていき方だと思う。
また観たい!
ロケ地モロッコ 汗とホコリ 男スペクタクル
迫力の戦闘場面の演出と映像
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:85点|ビジュアル:85点|音楽:75点 )
マキシマスは家族を殺された後で奴隷として剣闘士をするのだが、家族を殺された恨みや絶望がその後の彼の生活と物語の展開に直接つながっていかない。奴隷となった彼がローマに戻れたのは彼の力ではなく偶然であり、だから彼の復讐や前の先皇帝アウレリウスの恩義に報いるための行動はその偶然に大きく依存する。それならばローマにつくまでの彼は、何を目標としてあるいは生き甲斐として命懸けの危険な剣闘士の奴隷の生活をしていたのだろうか。彼は地位を失い信頼する皇帝を失い家族を失って、奴隷の剣闘士としての自分自身をどうやって支えていたのだろうか。ローマに戻ることが出来た彼は何を思ったのだろうか。絶望のままにただ対戦相手を殺していたのであろうか。
もし復讐にたぎる心が彼を支配していたならば、コロッセウムの戦いの後で皇帝に謁見したとき、自らの命を捨てて差し違える覚悟ならば、隠しもった折れている弓矢の鏃で皇帝を殺すことも出来たはず。だがその時点ではもうそのような機会は二度と訪れないかもしれなかったのに、彼はそうしなかった。その後の元老院を味方につけての反乱の話もいわば偶然であり、最初から予定されていたことではない。それがなければ彼はどうするつもりだったのだろうか。奴隷でも剣闘士として戦い続けていればいつかは皇帝コモドゥスに会い復讐の機会が訪れるというのがわかっているのならばいいのだがそれもないままで、さらに皇帝コモドゥスに会うことが出来ても行動をしない彼の生き様がよくわからなかった。結果的には彼の目的が皇帝の気まぐれで果たされるのだが、それがなければ彼は目的を達することもなく死んでいたのだと思うと、物語にはわかり辛さやすっきりしない部分がある。
しかし全体としては面白かった。リドリー・スコット監督らしい迫力のある映像で、美術も衣装も撮影も良く出来ていた。最初のゲルマン族との戦闘も生々しいし、コロッセウムで戦車部隊を相手に剣闘士部隊を指揮して戦う戦術もしっかりと描かれていて何故勝てたかがわかるし、虎なんてよく登場させられたものだ。コロッセウムの戦いの場面は、大作「ベン・ハー」よりもさらに素晴らしい。
将軍から奴隷へ
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演『グラディエーター』
ローマ帝国の時代、将軍から剣闘士となった男の数奇な運命を描いた史劇スペクタクル大作。
アクションシーンは素晴らしい出来映え。
もともと将軍だった主人公マキシマスが、同じ剣闘士を指揮して勝利していく様を見るのはすごく面白かった。
内容も素晴らしい出来で、同じリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の『ロビン・フッド』よりも楽しめた。
また、マキシマスの最後はものすごくカッコイい。
見終わった時の余韻もとても良かった。
本文が単調になっちゃったけど、本当に最高の映画だから、何も言えねぇー
引き込んで離さない魅力的映像
人生を感じる
冒頭の自省録からローマ時代のゲルマニアへとトリップできる。
五賢帝時代とはいえ帝国の崩壊の足音が聞こえてくる時代。
そんなことを考えながら美しい映像美が一人の戦士の人生を映しだす。
俳優・監督・ストーリー全て良し!
全173件中、161~173件目を表示