「剣闘士を題材に「ベン・ハー」やってみた件」グラディエーター しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
剣闘士を題材に「ベン・ハー」やってみた件
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"グラディエーター" シリーズ第1作。
第73回アカデミー賞作品賞受賞作。
第58回ゴールデン・グローブ賞作品賞受賞作。
Amazon Prime Videoで2回目の鑑賞(吹替,レンタル)。
リドリー・スコット御大による空前のスケールの史劇大作を小学生以来の再鑑賞。血沸き肉踊る映画とは本作のことだ。
冒頭の戦闘シーンで一気に魅せられた。
ストーリー的には「ベン・ハー」味の強い、ひとりの男の復讐譚(ローマ時代には復讐がとにかく似合う気がする)。
復讐に燃えるグラディエーターを熱演したラッセル・クロウも良かったが、ホアキン・フェニックスも素晴らしかった。
父を畏怖し越えたかったコンモドゥスの繊細さを狂気的に演じて、これが後のナポレオンへと繋がるのかと納得出来た。
シンプルな復讐物語を彩る壮麗なセットやVFXも見逃せない。映画館で観てみたい迫力に圧倒されっぱなしで、本当に2時間半かと疑いたくなるくらい、あっと言う間だった。
11月に公開される続編が非常に楽しみである。
※修正(2024/11/15)
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