「人気絶頂で打ち切りになった漫画のよう」グラディエーター tiso jackさんの映画レビュー(感想・評価)
人気絶頂で打ち切りになった漫画のよう
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とにかく画の迫力がすごい
冒頭からどれだけエキストラいるんだと思うほどの合戦を見せつけられ、名作の雰囲気を強く感じる。
その後もコロッセオでの息もつかせぬ攻防が続き、アクションシーンは満点評価。
また、皇帝も純粋な悪ではなく、彼なりにローマを再建する想いがあり、ただ、そこに主人公が立ちはだかる訳で
最後に一騎打ちを選ぶことも勇気あっての行動かと見直しかけるも、そこで結局刺すのかいと、やはり卑怯な一面を強く滲ませてくる。
私の中でしっくりこなかったのが一騎打ちからのラスト。
なんで皇帝が死ぬのを見てるのか、帝国のトップでしょ?市民の前で死んで良いの?
奴隷解放しろと言われて、なんですんなり解放するの?
そこまで練り上げてきた濃厚なストーリーを、時間ないから一気に終わらせたかのようなあっさりかつご都合主義なラストに打ち切り漫画のような拍子抜け感を感じた。
惜しい。
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