「久々に観た 再び痺れた」グラディエーター ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
久々に観た 再び痺れた
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血縁だけを盲信し、能力も器も足りないのに皇帝という立場に拘り、滑稽なほど真っ白な衣装で大袈裟に立ち振る舞うも敗れ、誰からもその亡骸に悲しみも敬いも持たれない、哀れな男を演じたホアキンの闇深い演技が素晴らしい。さすがだ。
落とされても奪われても、天性の闘う力と、貫く忠誠心とその揺るがない正義感により、周りを惹き込み道を切り開き続ける男を演じたラッセルの力強い演技も同じように素晴らしい。
人の持つ残酷さを表す歴史に絡めたストーリーも含めて、重厚で見応え抜群の作品です。
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