「ブルックリン少年愚連隊」グッドフェローズ ouosouさんの映画レビュー(感想・評価)
ブルックリン少年愚連隊
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レイ・リオッタの瞳の色気と、幼さ朴訥さを感じさせるあばた面のギャップが良い。それがそのまま、人をたらして計算高い一方で、場当たり的でもあるヘンリーのあり方を体現していると思った。ヤクを売りさばくのはいいが人殺しはドン引きだぜぇ、みたいな。
違法販売、強奪と来てあれが足りないんじゃない?と思った瞬間にヘンリーが錠剤を飲みだして、なんてピタリと計算された演出なのだろう、と感心。
『ター/TAR』みたいな、取り繕いからの破滅と見せかけてどっこい生きてる系映画。
全体に音楽が印象的だが、最後のマイ・ウェイの使い方が特にいい。
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