キラー・エリート(1976)のレビュー・感想・評価
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マイクが爽快で気持ち良い
サムペキンパーによる75年版です。
ペキンパー作品でもこちらはみたことが無く、たまたまレンタル屋で見かけて借りてみました。
まずジェームズ・カーンと ロバート・デュヴァルの組み合わせは良いですね。
子気味良い会話も面白く、何より主人公マイクが爽快で気持ち良い。
そして何しろ75年の作品。小物など至る所で時代は感じますが、一番は医療現場ですね。技術の進歩ってすごい。
空手が良く劇中に使われているのですが、その影響なのか日本がちょいちょい絡んできます。
何やら「ニンジャ暗殺団」とか、劇中で日本語も耳にすることができますよ。
しかし後半出てくるペラッペラのニンジャは、日本人的に見ていて辛いものがあります。
さらに最後の立ち会いには一体何の意味が…ってくらいポカンとしました。
ただ全編にわたって緊張感が続く展開で、ハードボイルドで中々見応えのある作品でした。
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バイオレンスの巨匠が描くカンフー・忍者アクション
忍者やカンフーの描写は今の眼で見ると笑いのように見えるけど、どん底から這い上がる姿、金や権力をちらつかさせても嫌な奴は許さない、という展開からペキンパー監督らしさが伝わってきた。こういう所が好きです。
サムペキンパーが好きな方、変わった映画が見たい方にお勧めの作品
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