「【”性的抑圧の果て・・。”今作は、ジャン=ポール・ベルモンドが破天荒刑事画を演じたアクション小作である。】」恐怖に襲われた街 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”性的抑圧の果て・・。”今作は、ジャン=ポール・ベルモンドが破天荒刑事画を演じたアクション小作である。】
■パリの高層マンションで女性ノラ・エルメール(レア・マッセリ)が転落死した。
捜査に乗り出したルテリエ警部(ジャン=ポール・ベルモンド)のもとに、ミノスと名乗る男から電話があり、自分が事件の犯人だと語り、さらに連続殺人を予告する。
ルテリエは次の標的である看護師・エレーヌ(カトリーヌ・モラン)の警護にあたるが、彼女はミノスに殺されてしまう。
◆感想
・資料にはジャン=ポール・ベルモンドが、ノンスタントでスレート屋根上でのミノスとの対決シーンをこなしたそうである。
・上手く描かれていないなあ、と思ったのはミノスを名乗る義眼の男の、連続殺人の犯行動機かな。説明では、”性的抑圧”の果て、と有るのだが、少し分かりにくい気がしたかな。
マア、義眼である事と、裸の女性や、娼婦に恨みを持っている事から類推出来るのだが、ハッキリと描かれていない気がするんだよね。
<今作は、ジャン=ポール・ベルモンドが破天荒刑事画を演じたアクション小作なのである。>
コメントする