恐怖に襲われた街

劇場公開日:

恐怖に襲われた街

解説

「地下室のメロディー」の名匠アンリ・ベルヌイユが監督・脚本を手がけ、フランスを代表するアクション俳優ジャン=ポール・ベルモンドが主演を務めたポリスアクション。パリの高層マンションで女性が転落死する事件が発生。捜査に乗り出した豪腕警部ルテリエのもとに、ミノスと名乗る男から電話が掛かってくる。彼は自分が事件の犯人であると話し、連続殺人を予告。ルテリエは次の標的とされる看護師エレーヌの警護にあたるが、彼女は殺されてしまう。しかしエレーヌの死によって、犯人の意外な正体が明らかになる。次の標的がポルノ女優パメラ・スイートだと突き止めたルテリエは、彼女の自宅マンションへ向かうが……。共演は「恋愛日記」のシャルル・デネ、「友よ静かに死ね」のアダルベルト・マリア・メルリ。1975年製作・公開。2020年には、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」(20年10月30日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で公開。

1975年製作/126分/G/フランス
原題または英題:Peur sur la ville
配給:エデン
劇場公開日:2020年10月30日

その他の公開日:1975年7月19日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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PEUR SUR LA VILLE a film by Henri Verneuil (C) 1975 STUDIOCANAL - Nicolas Lebovici - Inficor - Tous Droits Reserves

映画レビュー

3.0☆☆☆★ 簡単に。 子供の頃に大好きだった俳優が、スティーブ・マッ...

2024年3月18日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★

簡単に。

子供の頃に大好きだった俳優が、スティーブ・マックイーンとベルモンドだった。
当時スタントマンを使わずにアクションシーンを演じている…と、写真付きで宣伝されているのを知って観たくて観たくて、、、観たくて観たくて、、、

でも当時はお金が無い。
ただただ写真だけを眺めていた日々。
テレビでは放送されなかったのかなあ〜。
多分、放送されていたら見ててもおかしくないのだけど、、、

…と言うわけで初見。やっと見たかったカッコいい当時のベルモンドに再会出来た。

イーストウッドが『ダーティハリー』の冒頭で、今では刑事ドラマで定石の1つ、はみ出し刑事のアクション場面で世界中を熱狂された。
それから数年後。ベルモンドの刑事アクションには、まだはっきりとその定石は組み込まれてはいなかったものの。それらしき雰囲気は確かにあった。
(因みに、アクション映画で悪役が最後に死んだ!と思わせて、最後の最後にもう一度襲ってくるはしりは『マッドマックス2』じゃないか?と思っている。ホラー映画で最後にショック場面があるのは『キャリー』がはしりだろう…とも)

冒頭のエピソードが映画本編の事件に入り込んで来る…って言う。「あれれ?アリかよ!」のアクション場面で列車を使った、やっと長い間見たかった願いが叶った。
いや〜!何だろうねえ。何せリアル過ぎてハラハラしちゃうんだよねえ〜。昨今の(特にトムクル辺りがやる)ハリウッド映画のノースタントアクションも凄いんだけれど。どう見ても〝 行き当たりばったり感 〟が強いもんだからより観ていて「おいおい!ベルモンド怖え〜よ〜!」…と。

列車上での最後のシーンだけは、流石にスクリーンプロセスを使ってはいたものの。各所でゲリラ撮影を敢行していた風で。画面に映る人の多くが、「あれ?ベルモンドじゃねえ!」的な雰囲気で撮影を見ている辺りが観ていてそこは楽しかった。

…のも途中までだったかなあ〜💧
いくらなんでもストーリーがいい加減過ぎて、、、
まあ〜何といいましょうか。全盛期のイキイキとしたベルモンドが見られたのだから、入場料なんて安いもんですけどね(u_u)

2021年9月25日 キネマ旬報シアター/スクリーン1

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松井の天井直撃ホームラン

3.5そこそこ

2021年8月11日
iPhoneアプリから投稿

そこそこ、犯人逃しまくるベルモンド演じるルテリエ警部にちょっとした不信感を感じたが、
え?このスタント本当にやってるってどうゆうこと…
てなるアクションシーンや70年代のファッションやインテリアが楽しめた。

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madu

3.5体当たりアクションがいっぱい

2021年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ジャン₌ポール・ベルモンド傑作選が山口にもやってきました。
前評判通り、ベルモンドのアクションが凄くて、冷や冷やさせられます。
中盤のラジオ番組のシーンなど、ややテンポの悪いところもありますが、最後に大物アクションをかましてくれます。エンドロールでGIGNの表記があったので、あのキレのよい動きをしていた数人はプロだったということか。
70年代のパリの風景やクルマも楽しめました。

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矢吹 貴

4.0観て損なし!いや、鑑賞マスト案件です!

2020年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

傑作選で鑑賞。
ベルモンドの作品は初めて。ワクワク満載でトライ!

一言、、、すげ〜!!!おもしれー!!

いやいや。ストーリーは脇甘々です。
オープニングのエピソードから
「うそ〜ん(笑)」
って感じっす。
しかし、どーでも良しです。
アクションっす!捨身っす!
「あっ!」
「ひっ!」
「げっ!」
のつるべうち。
でなによりもベルモンドが絵になる。
カッコ良い!

たしかに、彼がいなければルパンもジャッキーも007もトムもいなかったかも?
過言じゃないです、町山さん。

いやいや、屋根のずりずりアクション、
ヘリからのアレとか、やばいっしょ!

カッコ良し!
映画はこうでなくっちゃ!

コメントする 3件)
共感した! 1件)
バリカタ