宮廷料理人ヴァテール

劇場公開日:

解説

十七世紀のフランスに実在した天才料理人フランソワ・ヴァテールの生き様を描いた歴史大作。監督・製作は「グッバイ・ラバー」のローランド・ジョフィ。脚本はジャンヌ・ラブリュヌ。英語脚色は「恋におちたシェイクスピア」のトム・ストッパード。音楽は「海の上のピアニスト」のエンニオ・モリコーネ。出演は「仮面の男」のジェラール・ドパルデュー、「アベンジャーズ」のユマ・サーマン、「海の上のピアニスト」のティム・ロス。「ラルフ一世はアメリカン」のジュリアン・グラヴァー、「ワン・ナイト・スタンド」のジュリアン・サンズほか。

2000年製作/118分/フランス・イギリス合作
配給:日本ヘラルド映画(テレビ東京=博報堂=テレビ大阪=アミューズ=日本ヘラルド映画提供)
劇場公開日:2000年11月4日

ストーリー

1671年、フランス。コンデ大公(ジュリアン・グラヴァー)は、国王ルイ14世(ジュリアン・サンズ)の信頼を取り戻そうと腐心しており、料理人ヴァテール(ジェラール・ドパルデュー)に三日三晩を通しての餐宴を催すよう命じる。ヴァテールは国王に満足してもらおうと、三日それぞれにテーマを決め、究極メニューと大掛かりなショーを念入りに準備していった。やがて餐宴がはじまる。事は順調に運んでいくが、そんな中、国王妃の女官アンヌ(ユマ・サーマン)を見つめる三人の男、国王とローザン侯爵、そしてヴァテールがいた。国王は一日目、アンヌを夜の相手に指名する。アンヌはヴァテールに惹かれていたが、女として成功を手にするために国王の愛を受け入れる。しかし二日目の夜、アンヌはヴァテールの部屋を訪れ、二人は結ばれる。だがそれをローザン侯爵に知られ、脅迫されたアンヌは彼と肉体関係を持つはめになった。最後の三日目。ヴァテールは料理に使う魚の仕入れが余りに足りないことに絶望し、自殺する。皮肉にもその直後、大漁の魚貝が到着するが、残されたのはアンヌへの愛が綴られた亡きヴァテールの手紙だけだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第73回 アカデミー賞(2001年)

ノミネート

美術賞  
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映画レビュー

2.0ドパリュデューは好き

2019年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 美しく華麗な映像と音楽、ただそれだけ。ディズニーランドで俳優たちが演技しているような雰囲気だ。この映画を観るくらいなら、TDLやUSJのパレードを見ていた方が楽しいかもしれない。  ヴァテール役のドパルデュだけがフランス訛りの英語というのも工夫が足りない。ま、当時の貴族生活の雰囲気が伝わり、多少勉強になるかもしれない。

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kossy