GUMMO ガンモ

劇場公開日:

解説

アメリカの荒廃した小さな町で生き抜く少年たちの生き様をコラージュを多用した斬新なタッチで綴った一編。監督・脚本は「KIDS」の脚本で注目されたハーモニー・コリンで、彼の監督デビュー作。製作は「KIDS」「GODZILLA ゴジラ」のケーリー・ウッズ。共同製作はロビン・オハラとスコット・マコーレー。撮影は「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のジャン=イヴ・エスコフィエ。音楽監修のランデル・ポスター(「普通じゃない」)、美術のデイヴ・ドーエンバーグ、編集のクリストファー・テレフセン(「チャイニーズ・ボックス」)は「KIDS」に続く参加。衣裳は出演もしている「KIDS」のクロエ・セヴィニーが担当。出演は「ケロッグ博士」のジェイコブ・レイノルズほか、映画初出演の少年少女が顔をそろえる。97年ヴェネツィア国際映画祭で国際批評家連盟賞受賞。

1997年製作/89分/アメリカ
原題または英題:Gummo
配給:ケイブルホーグ配給(ギャガ・コミュニケーションズ=タキコーポレーション提供)
劇場公開日:1998年10月24日

ストーリー

大竜巻の被害を受けたオハイオ州ジーニア。荒廃しきった町で無為な日々をすごす住民たち。野良猫を肉屋に売りつけて日銭を稼ぐソロモン(ジェイコブ・レイノルズ)とタムラー(ニック・サットン)。妹とふざけ散らすドット(クロエ・セヴィニー)とその友人の女の子。町はずれをうろつくうさぎの帽子をかぶったままのバニーボーーイ(ジェイコブ・セーウェル)。ソロモンの母(リンダ・マンツ)もタムラーの父も、大人も子供もその日をただ生きているだけ。刹那的な一瞬が時間が経つのも忘れたように続いていく。

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映画レビュー

1.5なんだコレは

2023年3月25日
iPhoneアプリから投稿

雑誌POPEYEの映画特集号に掲載されていたのをきっかけに観た作品。

汚ねぇなぁ…。
生理的にスパゲティを風呂で食べるシーンに感じた一言。突然のゴキが登場したりウサギが何のメタファーなのかも分からずに、何を表現したかったのかも読み取れず。
竜巻後のアメリカンヤング2人を取り巻く日常を描いているのは分かるし、画像も画角も綺麗で汚らしさがオブラートに包まれてはいるけど、基本的に面白くないし退屈な映画。監督のオ◯ニー魅せられてるかのよう。
短いのだけがただ一つの救いだけど、つまんねぇから2時間以上にも感じてしまう。

〜劇終〜

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チラ見ヶ丘キネ太郎

1.0スパゲッティ

2019年5月4日
iPhoneアプリから投稿

びっくりする事に、スパゲッティを食べるシーンを観てない(たぶんそのシーン寝てた)!

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惟朔

3.0淡々としてますが

2015年3月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

スパゲティ食いたくなります。

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ぱげさん

3.0アメリカの日常

2015年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

アメリカの貧困や虐待、差別がまるで写真集のようにさらっと描かれています。映画はハリケーン到来後の人々の無気力を描いていますが、それはまるでカトリーナ後の現在を暗示しているようです。

今やホワイトトラッシュは、マイノリティーとは言えませが、上映当時の日本ではアメリカの貧しい白人はあまり知られていなかったと思います。

かといって、物語が淡々と進むだけなので分かりずらい映画です。病的な社会ということは感じとれます。

私にはピンクウサギが何のメタファーかも分かりませんでした。

ラリー・クラーク好きにオススメします。

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ミカ