GUMMO ガンモ
劇場公開日:1998年10月24日
解説
アメリカの荒廃した小さな町で生き抜く少年たちの生き様をコラージュを多用した斬新なタッチで綴った一編。監督・脚本は「KIDS」の脚本で注目されたハーモニー・コリンで、彼の監督デビュー作。製作は「KIDS」「GODZILLA ゴジラ」のケーリー・ウッズ。共同製作はロビン・オハラとスコット・マコーレー。撮影は「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のジャン=イヴ・エスコフィエ。音楽監修のランデル・ポスター(「普通じゃない」)、美術のデイヴ・ドーエンバーグ、編集のクリストファー・テレフセン(「チャイニーズ・ボックス」)は「KIDS」に続く参加。衣裳は出演もしている「KIDS」のクロエ・セヴィニーが担当。出演は「ケロッグ博士」のジェイコブ・レイノルズほか、映画初出演の少年少女が顔をそろえる。97年ヴェネツィア国際映画祭で国際批評家連盟賞受賞。
1997年製作/89分/アメリカ
原題または英題:Gummo
配給:ケイブルホーグ配給(ギャガ・コミュニケーションズ=タキコーポレーション提供)
劇場公開日:1998年10月24日
ストーリー
大竜巻の被害を受けたオハイオ州ジーニア。荒廃しきった町で無為な日々をすごす住民たち。野良猫を肉屋に売りつけて日銭を稼ぐソロモン(ジェイコブ・レイノルズ)とタムラー(ニック・サットン)。妹とふざけ散らすドット(クロエ・セヴィニー)とその友人の女の子。町はずれをうろつくうさぎの帽子をかぶったままのバニーボーーイ(ジェイコブ・セーウェル)。ソロモンの母(リンダ・マンツ)もタムラーの父も、大人も子供もその日をただ生きているだけ。刹那的な一瞬が時間が経つのも忘れたように続いていく。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ハーモニー・コリン
- 脚本
- ハーモニー・コリン
- 製作
- ケアリー・ウッズ
- 共同製作
- ロビン・オハラ
- スコット・マコーリー
- 撮影
- ジャン=イブ・エスコフィエ
- 美術
- デイヴ・ドーエンバーグ
- 音楽監修
- ランドール・ポスター
- 編集
- クリストファー・テレフセン
- 衣装デザイン
- クロエ・セビニー
- 字幕
- 石田泰子