ガンヒルの決斗

劇場公開日:1959年11月4日

解説

「八十日間世界一周」のジェームズ・ポーのオリジリル・シナリオを「OK牧場の決斗」のジョン・スタージェスが監督した西部劇。撮影は「OK牧場の決斗」のチャールズ・ラング。出演は「ヴァイキング」のカーク・ダグラス、「黒い蘭」のアンソニー・クイン、「拳銃の罠」のアール・ホリマン。他にキャロリン・ジョーンズ、ブライアン・ハットン、ジヴァ・ロダンら。製作ハル・B・ウォリス。

1959年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Last Train from Gun Hill
配給:パラマウント
劇場公開日:1959年11月4日

あらすじ

オクラホマ州、平和町ポーニー。テキサス州から遊びに来た2人の若者リック(アール・ホリマン)とリーは、酒の勢いでインディアンの女を殺してしまった。その女はカザリン(ジヴァ・ロダン)といい、保安官マット(カーク・ダグラス)の妻だった。妻の死を目撃したマットの子供が、リックの馬に乗って父に知らせにいった。マットはその馬の鞍を一目みて、それがリックの父で親友のクレイグ(アンソニー・クイン)の物とわかった。2人は10年間も会っていず、クレイグはガン・ヒルで大牧場を経営していて、その付近一帯の顔役だった。マットはガン・ヒル行の列車に乗った。汽車の中で彼はクレイグの情婦(キャロリン・ジョーンズ)にあった。彼女は、クレイグがリックを溺愛するのが不満だった。リックは父に馬は酒場で盗まれたといってポーニーでの真相を話さなかった。クレイグはリックとの再開を喜んだ。マックは例の鞍を返した。が、事件の真相を知り驚いた。息子の話をそのまま伝えた。マックはもちろん嘘だと知っていた。死んだ妻が犯人につけた頬の傷と、リックの傷が一致した。犯人はリックと確定した。クレイグはマックにリーを逮捕して息子を見逃してくれと頼んだ。マックは拒絶して牧場を出た。町の酒場でリックを逮捕した。クレイグの息のかかった町の人々はマックの仕事を妨害した。彼はリックに手錠をかけてホテルに入った。最終列車まで6時間待たねばならなかった。ガン・ヒルのシェリフさえもクレイグににらまれるのを恐れて、マットを援助することができなかった。リンダはただ1人マットの味方になり、ホテルにライフル銃をとどけた。クレイグは乾分たちにホテルを包囲し、町を封鎖することを命じた。彼はマットの部屋へ行き、今一度息子を許してくれと頼んだ。彼は拒絶した。列車の汽笛が聞こえて来た。マットはリックのノド元にライフル銃を当てホテルを出た。2人が乗った馬車が駅に近づいた時、酔ったリーが拳銃をかまえてかけ寄った。リーの撃った弾丸はリックにあたり、彼もマットに撃たれて死んだ。これを見たクレイグは、息子の仇とマックに決闘を挑んだ。マットは嫌った。倒れたのはクレイグだった。妻の仇を撃ったものの、親友を1人失ったマットは、傷心の身を最終列車に運んだ。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5 カーク・ダグラスとアンソニー・クィンが対決する、スタージェス監督の正攻法の西部劇の力作

2026年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

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Gustav

3.0 65点

2025年10月7日
PCから投稿
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ま

4.0 【親友の息子でも犯した罪をキッチリ法で償わせるために単身親友が仕切る町ガンヒルに乗り込む保安官の姿を描いた作品。苦悩に満ちたカーク・ダグラスとアンソニー・クインの演技に魅入られる作品でもある。】

2024年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

■オクラホマ州の町ポーニー。
 テキサスからやってきた若者・リックとリーは、酒の勢いである先住民の女を殺してしまう。その女は保安官マット・モーガン(カーク・ダグラス)の妻だった。
 リックの父親が大親友で且つて命を救ってくれたクレイグ(アンソニー・クイン)であることを知ったマットだが、クレイグが仕切るガンヒルに単身乗り込み、彼のもとに訪れリックの逮捕を宣告する。

◆感想

・カーク・ダグラス演じる保安官マット・モーガンの妻を殺されながらも、その犯人であるリックに対し、あくまで法の裁きを受けさせようとする姿が印象的である。
 彼は、私怨で報復するのではないのである。

・マットが、クレイグのバカ息子リックを捕らえベッドに手錠で繋いだ状態で、リックに対し、絞首刑になる様を語る姿は凄みがある。
 ”お前が泣き叫んでも、縄はお前の首に食い込む。”
 マットは愛する妻を無残に殺された想いを言葉で、返すのである。

・町中が見守る中、マットはリックの首にクレイグの愛人だったリンダが届けてくれた散弾銃を付きつけながら馬に乗り列車に乗ろうとするシーンは、緊迫感が溢れる。
 そこに、現れたもう一人の犯人リーがマットに発砲するも、その弾はリックに当たりリーはマットに撃ち殺される。

<ラストシーンも印象的である。親友であったマットとクレイグとの早撃ちでの勝負。そして、斃れたクレイグはマットに虫の息で”息子の名は。”と聞き”キチンと育てろよ。”と言い、息絶えるのである。
 アンソニー・クイン演じるクレイグの、息子をキチンとした男に育てられなかった後悔が、その言葉からは沁み出ているし、親友に対しての詫びの言葉でもあったのである。
 今作は、如何に親友の息子であろうとも、罪を犯した者には法の裁きを受けさせようとする私怨を越えた振る舞いを孤軍奮闘で見せる保安官を演じたカーク・ダグラスの演技に魅入られる作品なのである。>

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NOBU

3.5 なかなか面白かった。西部劇苦手な私でも大いに楽しめた。 妻を殺され...

2023年3月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

なかなか面白かった。西部劇苦手な私でも大いに楽しめた。
妻を殺された男のよくある復讐劇かと思った。が、犯人の父親は昔の親友、かつ街の権力者だった。どうなるんだ?最後までドキドキで楽しめた。
尺もこれくらいがちょうどいい。最近の映画はやたら長くなっちまっていけねえや(なぜか江戸っ子調 笑)

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はむひろみ

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