風と共に去りぬのレビュー・感想・評価
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大好きな映画。ビビアン・リーとクラーク・ゲーブルの組み合わせ以外は...
大好きな映画。ビビアン・リーとクラーク・ゲーブルの組み合わせ以外はスカーレットとバトラーは考えられない。何十回観ても感動する。
古き良き時代がこの南部地方に・・
南部のタラという地に古き良き時代があった・・南北戦争の前に騎士道と奴隷制度と農場に人々の生活があった。戦争の気運が高まり北部と戦い、男たちは戦場に行き、女たちは普段の生活が変わった。アトランタ炎上で南部の町は焼け野原になった。主人公のスカーレット・オハラは地中の野菜に夢中で食いつき、貧乏を憎み強く生き抜くことを誓う。感動の場面だが、この後も彼女に次々と困難が降りかかる。スカーレットは彼女らしくあくまで自分を貫くが・・ネタバレになるのでこれ以上は言えない(涙)人間はほとんどの時代、国家の戦争や内乱があった。人々はその環境の中で日々の生活があった。日本は現在70年間、戦争がなく平和だ。その国家の中で何を考え伝えるべきか!?話が横道に逸れた(苦笑)1939年の作品で第二次世界大戦に向かうアメリカでこの名作は出来た・・
風と共に去りぬのぬは、未然形の「ず」じゃなくて連用形の「ぬ」だから、風と共に去ろう。っていう意味
こんな終わり方でいいのか!? って思うくらいせつないせつない終わり方でした。衝撃… スカーレットもレットも、どちらも意地を張って本音を言わないから、すれ違いが起こってしまうんです。 好きなら好きってちゃんと相手に伝える素直さが大切だと思い知りました。 ちなみに、高校の時古典の授業で 風と共に去りぬのぬは、未然形の「ず」じゃなくて連用形の「ぬ」だから、風と共に去ろう。っていう意味らしいです。未だに覚えてる。紛らわしいね。 アメリカ映画 監督:ヴィクター・フレミング 主演:ヴィヴィアン・リー クラーク・ゲーブル 製作費:$3,900,000 公開日:1939年12月15日 1952年9月10日
殿堂
大好き過ぎる宝物映画。 戦争を絡めた壮大なアメリカ史の中で、際立つキャラ設定。 個性的なキャラとその俳優の魅力。 やはりスカーレットの魅力に尽きる映画だと思う。 撮影からカメラワーク、衣装に至るまで、当時の映画に対する意気込みを感じる。映画を愛する人には、軌跡となるような大切な名作だと思う。
スカーレットくず
いったいどう感じてほしいのだろうか スカーレットがくず過ぎてずっといらいらしていた。それが4時間弱も続くのだからたまったもんじゃない。 終わり方も意味わからないし、後味は最悪。 これ観るならほかの映画2本観た方がいいですよ
いい映画だね〜
最近、原作を読んで感動しました。原作では特に南北戦争の状況に危機感と緊張感があり、引き込まれてしまい、思わずDVDを買ってしまいました。後半のメラニーのシーンには涙です。 この映画が製作された当時としては物凄く衝撃的だったと思います。 スカーレットやレットバトラーはもちろんですが、この映画のストーリーに1番圧倒的に影響を与えているのは、メラニーです。名作は永遠に不滅です。
やっと見れた名作!
テレビでは、見たことなくて必ずスクリーンでと夫婦で鑑賞! イメージでは、かなり華やかかと?思ってたが谷に落ちたりと、まさに風と共に去りぬのタイトルどおり。主役2人に華があり、当時としては技術的に素晴らしいと思った。 ☆☆☆☆ デジタルリマスターの綺麗さと前後、中間に暗転の音楽流れる違いありました。製作時はスクリーンがワイドでないので最初だけ違和感ありました。
期待はずれ
名作?これが?という印象。
前半の戦争に翻弄されても強く生きるスカーレットは魅力的で見応えがあったし、前半ラストの強い眼差しで神に誓いを立てるスカーレットには感動した。しかし、そこで終わっておけばよかったかなと。
後半は義妹の旦那のアシュリーが自分を愛していると信じて疑わず、二人で逃げようとか言い出す始末。頭おかしい。
アシュリーと結ばれなかったからレットとヨリを戻そうとするもあっけなく振られ、「私にはタラ(故郷)がある!」とかもう意味がわからない。
強く生きようとする一人の女性としては魅力的なのかも知れないけれど…。
細かいところはあまり良く覚えていないけれど、鑑賞当時十代だった私が...
細かいところはあまり良く覚えていないけれど、鑑賞当時十代だった私が一番ハッキリ覚えているシーンは、スカーレットが香水を飲み干したシーン。ドン引きしたのは言うまでもないが(笑)、その他スカーレットの激しい言動から、「激動の時代において自身の感情に正直に生き道を切り拓いていく強い女性」を描きたかったことは理解した。今観たら、印象違うかな??
俺たちは似ている。自分勝手だが、真実を真実だと言える強さがある。
映画「風と共に去りぬ」(ビクター・フレミング監督)から。
鑑賞後「アカデミー9部門受賞のハリウッド映画史上不滅の最高傑作。
アメリカ南北戦争前後のアトランタを舞台に、
炎のような女、スカーレット・オハラの波乱万丈な半生を描いた
ロマンスの金字塔的作品」という作品説明に首を捻った。(汗)
「これがロマンス映画?」という疑問は、未だに消えていない。
「風と共に去りぬ」(原題 Gone With the Wind)というタイトルも、
映画の冒頭に流れるナレーションにだけ、そのフレーズがある。
「騎士道を重んじ綿畑が広がるその土地は「古き良き南部」と呼ばれた。
その美しき世界には、逞しい男たちや華やかな女たちが生き、
そして支配者たちは奴隷を抱えていた。だが、それも今は夢の中のお話。
すべてが風と共に過ぎ去ったのだ。」という個所のみ。
多くの方が「名作だ」「傑作だ」「素晴らしい」と評価するレビューを眺め、
自分の感性の低さを嘆き、落ち込むことになった。
私は、大切なものを見落としているのかもしれない、と感じるが、
今の時点では、あまり心を揺らすような台詞は見つからなかった。
強いて言えば「スカーレット」に「レット・バトラー」が求愛するシーン、
「俺たちは似ている。自分勝手だが、真実を真実だと言える強さがある」
この時代に、自分の信念を曲げず、力強く生きた彼女には拍手ものだが、
やっぱり「自分勝手」のイメージが払拭できなかった。
これを「情熱的」と捉えるか「自己中心的」と捉えるかは、判断が分かれる。
あのレット・バトラーでさえ、最後にこう言いきって別れを告げた。
「お前は子どもだ。誤れば何でも許されると思ってる」
その台詞、私が長時間感じていたことだ、とメモ帳を閉じた。
P.S.(ちょっと「気になった一言」)
「時を浪費するなかれ、人生とは、すなわち時なり」
「生まれつき、弱い者に加勢したくなる」
「私は恩を忘れないわ」
「だが、君はまた同じことを繰り返す。
盗んだことより、監獄に入る事を後悔する泥棒と同じだ」
「君は哀れだ」「私が?」「そうだ、幸せを両手で投げ捨て、不幸を求めている」
製作年を感じさせない壮大な映画
総合:90点 ストーリー: 90 キャスト: 85 演出: 90 ビジュアル: 75 音楽: 80 時は19世紀も後半にさしかかったころ、南北戦争を目前にした波乱の時代。まだ女性の権利など殆ど意識されていなくて、参政権も高等教育を受ける機会もなかった。その中で一人の女性が現代では当たり前とされていることをするということは、今よりはるかに厳しかったのは間違いない。 しかしスカーレットはそんな時代に波乱の人生を強く思うがまま自由に生きようとする。好きな男とは一緒になれず、夫は死に、家は荒廃するのに、それでも失ったものを取り戻そうと精一杯の虚勢を張り努力を惜しまない。その強さが故に失ったものも多くてその大きさに気がついて、傷つき悲しみにくれる弱さを見せても、猶一時の後にはまた悠久の大地の上に立ち上がろうと決意する強さ。 それは広大な大地を命懸けで開拓し近代国家を作り上げ女性がいち早く男と平等の権利を獲得した、そんなアメリカの強さの源泉を見た気にもなる。私個人のアメリカ生活でも感じた、強い者、リーダーシップを示す者、道を切り開く者に対する尊敬がアメリカの価値観の中にあるのは、きっとこういう歴史を踏まえてのことだろう。 情熱と強さとしたたかさを、美しさの影に隠そうともしないヒロインの姿を見せ付けられると、小さな幸せでは収まらない女が自ら起こした渦に巻きこまれる不幸に納得しつつも、その生き様があるからこそ壮大なドラマになるとも思う。失敗を恐れず危険と犠牲を覚悟で挑戦をする。その過程では敵も作ることも知っている。それで彼女は挫けても、またなんとか立ち上がろうとする。 もし彼女が小さな幸せくらいで満足していては、平凡な物語になってしまうだろう。壮大な物語にはそれにふさわしい主人公が必要である。世の中には小さな社会や常識に収まりきらず、向かい風に逆らい傷つきながらも自ら道を切り開く人がいる。その意味でヒロインものとして非常に優れている。 1939年という時代においてこれだけのセットを作り壮大な劇を演じ、それらを当時として画期的な質の高い総天然色で撮影して見せてくれたアメリカという国の凄さに敬服する。戦後ですらも白黒映画がまだまだたくさんあった。古い映画なのだが、それでも本当の製作年よりずっと新しい映画だと錯覚させる。画質はちょっと粗いが、物語の構成の高さや演出の良さも含めて1965年製作の映画だと言われたら多分信じただろう。その意味でも素晴らしい映画である。
さすが傑作
極上のラブストーリー大作でした。 ヴィヴアン・リーがすごく可愛い女性でした。 恋愛につぐ恋愛、ものすごい物語で、さすが昔から傑作と言われてきただけありました。 今見ても色あせない作品で、また何年してからも見たい作品になりまた。 長時間の作品でしたが、けっこう短く思えるのもまた、傑作だと思いました。 さすが風と共に去りぬでした。
アメリカ史の体現者スカーレット・オハラ
クラシック作品の中でハッピーエンドでは無いのに大衆にこれ程に受け入れられたのは非常に珍しいと思う。 もちろんベストセラーの映画化という強みもあり大金を投じて超大作として作られた経緯もあるが、この作品がアメリカ大衆に支持された理由には、スカーレット・オハラという人物がアメリカ建国、多くのものを犠牲に踏み台にしてきた歴史を体現したからであろう。 アメリカというアイデンティティーを紐解くうえで非常に大切な一作である。
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