「超・ど・エンターテイメント作品」俺たちに明日はない おまつさんの映画レビュー(感想・評価)
超・ど・エンターテイメント作品
この作品について、現実味がない、だとか共感できない、だとか違和感あるだとか色々言っておられる方いますが、いいんです。この映画はスリルと迫力とお色気とユーモアと哀愁とバイオレンスと全てを満載した最高のエンターテイメント作品なんです。実在の話を元に・・・とか深く考えんでいいんです。
圧巻なのがキャスティング。よくもこんな個性的な俳優を集めてきてその魅力を存分に引き出したものです。
有名どころの3人は言うまでもないけれどエステル・パーソンズとマイケル・J・ポラードの存在感、ハンパないっ。
エステル・パーソンズは助演女優賞を受賞。私の親愛なるマイケル・J・フォックスの”J”は敬意をこめてマイケル・J・ポラードからお借りしたんですよね。にもかかわらずほかの映画で見たことない、二人とも。この映画でのインパクト強すぎ。
うん、やっぱりフェイ・ダナウェイには言及しとこう。ただのお色気姉さんではない。表情一つ一つが印象的。ダイナーで「髪下ろしてみたら」って言われてちょっととまどいながら応じるシーン。カワイーです。
一つだけ残念なのが邦題の「俺たちに・・・」これ要らんです。この映画は「Bonnie and Clyde」なんですっ。言ってもしゃーないですね。その当時商業的に必要やったんですね、この陳腐なタイトル。どーでもえーです。とにかくサイコーです。
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