「ラストは凄まじい!!」俺たちに明日はない 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストは凄まじい!!
驚愕なラストまでは意外にホノボノと話が展開されている印象を持つが希望は無い。
時代との関係性で銀行強盗をしても大した儲けにはならず日常の退屈からスリルを求めているだけの空しさも感じる。
強盗の場面も少なく追われている緊迫感も薄くチョットした拗れた人間模様が頻繁に描写されているようで退屈感は否めないがF・ダナウェイの魅力ある存在感で解消出来ている気も。
C・W・モスの現代で観ると羨ましい程のヴィンテージな風貌に興味心を煽るスタイルで。
凄まじいラストの前に愛し合えたコトが一番の幸せで多少の美化はあるだろうが本当に存在していたボニー&クライドの実話に驚愕する。
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