オズの魔法使のレビュー・感想・評価
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【子供の心を失いつつある大人が観ても、面白い。子役の時代のジュディ・ガーランドの歌、姿に勇気を貰う。】
今作は子どもの頃、TVで鑑賞しているはずだが、記憶になかった・・。
昨今、蔓延するウイルス名が名前の一部に入っている”甚だ迷惑しているだろう”映画館にて、”ワーナー・ブラザース クラシック上映”として今作を上映してくれることになり、足を運んだ。
内容は児童文学の名作でもあるし、割愛。
先日、「ジュディ 虹の彼方に」を観て、感激したばかりだが、今作は”あの作品とは切り離して観よう”(だって、あの作品はジュディ・ガーランドの晩年を描いた作品ですからね。)と思いながら、客電が落ちるのを待つ。
冒頭から、”Over The Rainbow”をドロシー役のジュディ・ガーランドが美しい声で歌う姿に魅入られる。(何歳だったのだろう?)
現実の世界は”茶色がかった映像で”、ドロシーが魔法の国の扉を開けると極彩色の世界が広がるシーンも良い。
ふわふわと、ピンク色の丸い風船みたいなのが飛んで来て、”お、ゾフィー登場か?”などとおバカなことを考えながら観ていたら、美しい北の良い魔女であった・・(当たり前である・・)。
そして、ドロシーは案山子、ブリキの木こり、臆病なライオンと出会い,旅を続けるわけだが、幾つか記憶に残ったシーンは
・(藁で出来ている)案山子が言う、”脳みそが無い奴ほど、良く喋る・・”
・臆病なのに虚勢をはるライオンが、ドロシーに
”本当に強い人は弱い者いじめはしない!”とピシャッと顔を突かれ、よよよ・・と一気に弱気になり、
”鼻血出てない?・・僕はタンポポ(ダンデライオン)・・”と弱弱しい姿になるシーン。
私は、このライオンが好きになってしまったよ・・。
それぞれ、案山子は”脳みそ”、ブリキの木こりは”心”、ライオンは”勇気”を貰いにオズに会いに旅を続けるのだが・・。
最初のオズの姿が、”お、ルチ将軍じゃない・・、絶対NHK ここからルチ将軍を考えたよな”などとおバカなことを考えながら、オズとドロシーたちの遣り取りを楽しく観賞。
悪い西の魔女の末路も”え、そんなことでやられちゃうの?”と思いながら鑑賞続行。
<冒頭に、”子供の心を忘れていない大人たちと子供たちに捧ぐ”というテロップが流れるのだが、鑑賞後 ”未だ、子供心は少しだけ残っているのかな・・”と思いながら劇場を後にした。>
タイトルなし
メッセージ性の強い、夢のある作品の先駆け。
虹を超えなくても
We must be over the rainbow. 主題歌と共に超有名な作品!
原作は1900年発表の児童書になります。歴史がないので基本的に伝承とか童話の乏しいアメリカにあって「オズの魔法使い」はアメリカ発の童話として誰でも知ってる有名作品な模様です。日本でいうと桃太郎的なホジションかな?
そんな「オズの魔法使い」の映画化なのですが、なにぶん原作が児童書なので大人が観ても面白いかどうかは微妙なラインです。小学校上がる前後の子供向けなお話なのは否めないですね。
ただこれが作られたのが1939年(第二次世界大戦勃発した年!)と考えると、当時はスゴかっただろうなぁっと思います。魔法の国に行った途端にカラーになる見せ方は秀逸でした。
未だに「オズの魔法使い」が現代のCG技術を使ってリメイクされないのは、何だかんだで今作の出来が良かったからではないでしょうか?前日談や後日談やアニメはあるんですけどね。有名な主題歌と共にきっといつまでも残っていくであろう作品です。
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2020年「ジュディ」公開前にジュディ・ガーランドを観てみようキャンペーンで再度視聴。
この頃のジュディ・ガーランドはマジ天使ですね。何故か「魔法使いに会いに行こう(We're off to see the wizard )」の歌にハマってしまい一日中頭の中でベビーローテーションです。あの足の動きを覚えたい。子供の頃に観てたら今の10倍楽しめたに違いないと思える作品でした。
1939年の作品とは思えない
一緒に踊り出しそう♪
楽しむということ
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