劇場公開日 1954年12月25日

「只々素晴らしい舞台芸術としての映画」オズの魔法使 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5只々素晴らしい舞台芸術としての映画

2023年8月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

難しい

内容は、童話オズの魔法使いを映画化した作品。孤独な少女が夢の国に行く事を望み行き着いた夢の中で、仲間達と出逢い其々の幸せについて考えて願いを叶える物語。好きな台詞は『おかしいわ!昔から知っている様な気がする?!』色の無い灰色の国から来た主人公がオズの世界で一人語りする台詞。微妙な伏線が舞台っぽくて良かったです。印象的な場面は、オズの世界観で皆んなが出迎えるパレードの迫力には圧巻です。豪華すぎてアメリカの景気回復の早さに驚きました。作り手の衣装や細部まで拘ったフォーメーションダンスには作り手の意気込みを感じる素晴らしい作品です。印象的な音楽は、有名すぎるover the 🌈です。初主演作品のジュディーガーランドの下手上手い慣れない感じか何とも味ありました。正に別名・近所の女の子だけあります。人造国家🇺🇸としての創世神話的な位置付けのある作品は、🇺🇸としての戦争や人種や格差や外交様々な問題を民主的に解決しようとする苦悩が暗喩されていて面白い。この作品を観るにあたり、NHKのバタフライエフェクト『ハリウッド夢と狂気の映画の都』を見てしまい。この映画に関する見方が変わってしまった。ジュディーガーランドの数奇な運命。最後のナレーションと言葉が印象的でした。MGM解雇後も薬物中毒や自殺未遂を乗り越えながら最後までハリウッドで生き続けた。ハリウッドという怪物に全てを捧げたジュディーの言葉。『何処へ行こうと何をしようとハリウッドから離れられないのです。(中略)もし、もう一度やれと言われたら、同じ選択同じ間違いを犯していたでしょう。それが生きると言う事だから』最後まで、キャッチコピーgirl next door近所の女の子を公私共に演じたジュディーガーランド。この映画の最後にある様に『我が家が一番』と自分に言い聞かせて生きた人生に寂寥感・諦観・優越感も覚える考える所も多い作品でした。ドロシー役ジュディーガーランド1969/6/27享年47死因・睡眠薬の過剰摂取。

コバヤシマル
コバヤシマルさんのコメント
2023年8月29日

こちらこそコメントありがとうございます。こらからもよろしくお願いします。楽しいレビュー期待してます。

コバヤシマル
LaLaさんのコメント
2023年8月27日

おはようございます(^^)/
フォローもありがとうございました。
嬉しいです(´▽`)

LaLa
コバヤシマルさんのコメント
2023年8月26日

コメントありがとうございます。MEG2レビュー楽しみにしてます。楽しみな作品沢山みて生活に活かしたいですね。

コバヤシマル
LaLaさんのコメント
2023年8月26日

コバヤシマルさん
コメントもありがとうございました。
(´▽`)
こちらこそ、宜しくお願いいたします。
今日は、MEGの続編を観てきましたよ。
後程、レビューアップします。(^^ゞ
そうですね、いろんなジャンルを
楽しみたいです。

LaLa
コバヤシマルさんのコメント
2023年8月25日

コメントありがとうございます。自分こそ拙いレビューで恥ずかしく思います。これからもレビュー楽しみにしてます。

コバヤシマル
LaLaさんのコメント
2023年8月25日

初めまして、拙いレビューに
共感をくださり ありがとうございます。

「オズの魔法使い」
名作ですよね。
映画音楽も大好きです。
ドロシー演じられたジュディーガーランドさん
爽やかな笑顔も印象的でした。

先日、テレビ放送で観た
「ツイスター」で
竜巻調査機の名前が ドロシーで
後の作品にも影響を与えているのも
嬉しかったです(^^)

コバヤシマルさん
ステキなレビューのお届け
ありがとうございました。

LaLa