劇場公開日 1954年12月25日

「物語と美術・合成の世界に迷い込み、驚いて、楽しんで、感激した。ミュージカル好きになる基本的映画。」オズの魔法使 星組さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0物語と美術・合成の世界に迷い込み、驚いて、楽しんで、感激した。ミュージカル好きになる基本的映画。

2023年3月19日
PCから投稿

ドアが開いたら色がついた!
地中から人が出てくるなんて!!
子供心を射抜くドキドキ・ワクワクの映画。

子供時代に「オズの魔法使い」を観たら最後、
トリコになった!!!という人は多いと思う。
あの時代(すごい昔)によくもこんな凝った美術セットを、
よくもこんな素敵な歌曲を、よくもこんなキャストを、
と並べれば限りはないが、楽しい時と怖い時の色彩を分け、
また構図を分け、台詞や歌・踊りで喜怒哀楽を分けた。
あの時代(大昔)としては画期的かもしれない。

ときどき「絵」に見える場面もあるが
そういう印象にしたのかは定かではない。
構図と色彩のマジックかもしれない。

星組