オーバー・ザ・トップ

劇場公開日:

解説

愛する息子のために腕相撲(アーム・レスリング)大会のチャンピオンを目ざすトラッカーを描く。製作・監督は「デルタ・フォース」のメナヘム・ゴーラン、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェームズ・D・ブルベイカー、脚本は主演のシルヴェスター・スタローンとスターリング・シリファントの共同執筆、撮影はニック・マクリーンが担当。出演はスタローン、デイヴィッド・メンデンホール、ロバート・ロッジア、スーザン・ブレイクリーほか。

1987年製作/94分/アメリカ
原題または英題:Over the Top
配給:東宝東和
劇場公開日:1987年2月14日

ストーリー

リンカーン・ホーク(シルヴェスター・スタローン)は放浪のコンボイ・トラッカー。彼は10年前、義父ジェイソン(ロバート・ロッジア)との確執から追い出されるように家を出た。彼の心には常に妻クリスティーナ(スーザン・ブレイクリー)と息子マイケル(デイヴィッド・メンデンホール)の姿が焼き付いている。行く先々で得意のアームレスリングの賭けゲームに熱中するだけが、彼の孤独をまぎらわす唯一の手段だった。そのホークが陸軍幼年学校を卒業した12歳になるマイケルをトラックで迎えに行った。クリスティーナが重病で入院し、彼女のたっての願いでマイケルとともに病院に来てほしいというのだ。マイケルは教養もなく野卑な父に拒否反応を示し、なつかない。だが、アームレスリングで圧倒的な強さを誇る父を見、ラスヴェガスの世界大会で優勝して、その賞金でトラック会社を設立、親子3人で暮らす夢を話す父に、徐々に心を開いていった。その2人に、義父ジェイソンが孫のマイケル奪回のために雇った男たちが襲いかかる。ついに2人は病院にたどり着いた。だが、父子を待っていたのは母の死だった。マイケルはショックのあまりジェイソンの元へ戻っていった。ホークはジェイソンの屋敷にトラックごと突っ込んでマイケルの名を呼ぶがマイケルは顔を見せず、逆に留置場に入れられたあげく、息子を手放すことを条件に州外に追放された。ホークは世界アムーレスリング選手権大会が行なわれるラスヴェガスに乗り込んだ。世界中から集まった強敵たち。次々と相手を打ち負かすホーク。いよいよ決勝。その時、マイケルが会場に姿を現わした。「ぼくが悪かった。ぼくはパパのものだ!」……。息子の声がホークにファイトを甦らせ、死闘の末、勝利を得るのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5ロードムービーだった

2024年2月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ダビ

3.5いゃ〜懐かしい。ちょっぴり流行りました、腕相撲。帽子も後ろ向きにか...

2023年11月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いゃ〜懐かしい。ちょっぴり流行りました、腕相撲。帽子も後ろ向きにかぶった、かぶった(笑)それほどわれらの世代のヒーローだったスタローン。 映画は粗い、簡単すぎる親子邂逅、結局謎の祖父の怒り。しかし、この粗さが逆にスピーディーな展開にも思えて、なぜか爽快さを感じる不思議映画。やっぱりスタローンの魅力なんですよね。 とにもかくにも懐かしかった(笑) BSテレ東吹替版鑑賞

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はむひろみ

2.5大人が真剣に作った映画とは思えない。 この頃のスタローンは顔が男性...

2023年11月8日
Androidアプリから投稿

大人が真剣に作った映画とは思えない。 この頃のスタローンは顔が男性器にしかみえない。

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おまめ

3.0やっぱり脚本はスタローン‼️

2023年10月6日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

単純

名曲「イン・ディス・カントリー」が流れる中、筋力トレーニングをしながらトラックを運転するスタローン‼️印象的なオープニング‼️この頃のスタローンは「ロッキー4」や「コブラ」もそうなんですが、アメリカンロックサウンド、特にブルース・スプリングスティーンの曲が好みだったんじゃないでしょうか❓この「オーバー・ザ・トップ」も含め、スプリングスティーンは参加してないんですが、3作とも似たような雰囲気の曲が多数収録されています‼️そんな数々の楽曲に乗って展開されるアームレスリングのシーンはド迫力の一言‼️要するにこの映画はその素晴らしい楽曲と、アームレスリングのシーンを楽しむだけの映画です‼️ストーリーとしては元妻の病気をきっかけに疎遠だった息子と再会したトラックドライバーの主人公。母の元へ急ぎたい息子を飛行機ではなく自分のトラックで送り届けることになった主人公。途中アームレスリングで小遣い稼ぎをしながら、2人でトラックで寝泊まりし、目的地に着いたときには母はこの世の人ではなかった。息子の信用を取り戻すべく、出場したアームレスリングの大会で主人公は見事優勝‼️賞品のピカピカのトラックに乗り、息子とともに新たな生活へ‼️という事はこれからも息子と二人、トラックで暮らしていくの❓そんなバカな‼️息子の学校は❓将来は❓何か脚本書いたスタローンのいいかげんさが反映された主人公‼️それが本当に息子を愛する父親の姿なのか❓よくこんな企画が通ったなと思います‼️もう一度言わせてもらえれば、この作品はその素晴らしいサントラとアームレスリングシーンを楽しむだけの映画‼️

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