エイリアン4のレビュー・感想・評価
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蛇足感
リプリーの自決から200年後、エイリアンの軍事運用を目論む軍の陰謀によりクローンとして蘇ったリプリーと彼女の体内のエイリアンクイーン。
またしてもエイリアンとの戦いに巻き込まれるリプリーらを描いたシリーズ第4作目。
とても強い蛇足感が否めない笑。
軍によるクローンとして生まれたリプリーは8代目で以前の彼女と微妙に性格上の違いがあったり、リプリーとエイリアンに母子関係があるかのような描写があったりとオリジナルから観てきた方々にしたらあまり嬉しくない改変も多いような気がした。
しかしそれを補って余りあるほどにこの頃のウィノナライダーが美しいです笑。
ボーイッシュでイケメンな風貌で何故かボクシンググローブをしながらコーヒーを飲むという謎のシーンに心底惚れました笑。
ロンパールマンの無骨だけど地味に仲間思いな露骨なジャイアン感とかも結構好き笑。
今回リプリーから摘出された人間とエイリアンのハイブリッドであり、ラスボスであるニューボーンが、リプリーを親のように慕っていてラストの虐殺シーンがかわいそうだという声が多いらしい。
確かに最後の方めっちゃ悲しそうな顔していて、リプリーも思わず涙。。
なんて胸糞悪いラスト。。しかもリプリーシリーズこれにて完結。。
いつもリプリー1人が活躍するシリーズのため、他のキャストが活躍するあたりは面白いとは思ったけどやっぱり蛇足感は否めないなぁ。
ラストにはシリーズ初の地球に帰還するも特に話が発展する気配のない不完全燃焼エンド。もったいないなあ。
映画館(鹿児島)にて観賞
鹿児島にて野宿した夜、『ディアボロス/悪魔の扉』と本作をハシゴして映画館にて観た。なかなか悪夢的な一夜だった。
今のハリウッドでは考えられない程にジュネ監督の趣味満開。グロテスクな見世物ショウだが、娯楽作品としてもきっちり出来ている。ベビーエイリアンの哀願顔も心に残る。
ウィノーナの存在感の無さと、ジュネ組のロン・パールマン&ドミニク・ピノンが優遇されすぎなのが不満。マイケル・ウィンコットが無駄使い。
エイリアンが進化
ジャン=ピエール・ジュネ監督による4作目。
前作からB級感が漂い始めてたけど、ジュネ監督のちょっとおちゃらけたような独特の雰囲気により、B級感も進化。
ただ、エイリアンが1匹だけだった前作よりは、たくさんのエイリアンが登場する分、ストーリーは面白くなってた(^^)b
そして、終盤にはエイリアンが進化。
ただ気持ち悪くなっただけで、この作品のイメージをワンランク下げただけだったけど…
とりあえず、ウィノナ・ライダーが可愛かった(๑•ᴗ•๑)♡
もうなんか違う気がする・・・。
小学生で初めて見た時にはシリーズでいちばん好きな映画でしたが、五、六年たった今にしてみるとなんか違うんじゃないかと・・・。
別にエイリアンである必要が・・・って感じです。
thank you
劇場版、完全版どちらも見ました。随分前に見ていたみたいで、思い出しながら見ていました。
人間の傲慢さが最悪の自体を巻き起こす良くありげなストーリー。
ニューボーンは面白いアイデアではあったけど見た目がいまいち。
エイリアンで笑えるうえに悲しい気持ちにさせられるとは。
完全版を見るのは良いと思いますが、前作よりはるかに未公開シーンは少ないし、終わり方が少し違うだけ。期待はしないほうがいいです。これなら未公開シーン集みたいにしてくれた方がいい。
前作同様完全版を視聴
劇場公開版は109分、完全版は117分です。
1,2作は完全版を劇場公開したのですが、3,4作目についてはBlu-rayのみ。それが不満です。
設定年代は2470年。第1作目からなんと3世紀近く経過しています。どうやら、テクノロジーの進化は止まっている様です。しかし、アンドロイドは健在。
前作で死んだ筈のリプリーが復活します。
そして、頭のおかしい企業側が、リプリーの体内に残っていたエイリアンから、数多くのエイリアンを繁殖させていましたが、それが脱走…
って、どれ程馬鹿なんですかね…200年間も何を追い求めていたのやら…
前作よりは分かりやすい展開です。しかし、本作も少しひねり過ぎ。やはり第1,2作には及ばない…
監督の力量は分かりました。世界観は好きです。
ですが、リプリーがあまりにも「バイオハザード」のアリスにしか見えません。大量に造られている所も。
話は面白かったですし、最後のラスボスも気持ち悪い。でも肝心のエイリアンのCGどうにかなりませんかね…前作よりはマシですけれども。
奥深いテーマ
このシリーズを、単なるSFホラー的に観るとか、CGや、その莫大な制作費に見る豪華さ?と言うか懲り方?みたいな作りに注目する人がほとんどではないかと思います。また1度死んだ主人公が再び生き返ってくるあたりなんか、シリーズ化で儲け目的か?のような印象を受けた人も少なくないのでは?しかし、蘇った意味や経緯やストーリーがちゃんと練られていて不自然さが少なく、しかもボクがこの映画で泣くとは思わなかったが涙を流したシーンが、クローン化に失敗して、出来損ないになった何人もの自分を目にし、「殺して」と動けず懇願するもう一人の自分を泣きながら焼き殺す主人公を観た時、涙が溢れて仕方ありませんでした。「単なるSFじゃない。命の意味とか、そういうものも作品に込められてる」と感動しました。
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