劇場公開日 1998年3月

「蛇足感」エイリアン4 オレさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5蛇足感

2017年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

リプリーの自決から200年後、エイリアンの軍事運用を目論む軍の陰謀によりクローンとして蘇ったリプリーと彼女の体内のエイリアンクイーン。
またしてもエイリアンとの戦いに巻き込まれるリプリーらを描いたシリーズ第4作目。

とても強い蛇足感が否めない笑。
軍によるクローンとして生まれたリプリーは8代目で以前の彼女と微妙に性格上の違いがあったり、リプリーとエイリアンに母子関係があるかのような描写があったりとオリジナルから観てきた方々にしたらあまり嬉しくない改変も多いような気がした。

しかしそれを補って余りあるほどにこの頃のウィノナライダーが美しいです笑。
ボーイッシュでイケメンな風貌で何故かボクシンググローブをしながらコーヒーを飲むという謎のシーンに心底惚れました笑。
ロンパールマンの無骨だけど地味に仲間思いな露骨なジャイアン感とかも結構好き笑。

今回リプリーから摘出された人間とエイリアンのハイブリッドであり、ラスボスであるニューボーンが、リプリーを親のように慕っていてラストの虐殺シーンがかわいそうだという声が多いらしい。
確かに最後の方めっちゃ悲しそうな顔していて、リプリーも思わず涙。。
なんて胸糞悪いラスト。。しかもリプリーシリーズこれにて完結。。
いつもリプリー1人が活躍するシリーズのため、他のキャストが活躍するあたりは面白いとは思ったけどやっぱり蛇足感は否めないなぁ。
ラストにはシリーズ初の地球に帰還するも特に話が発展する気配のない不完全燃焼エンド。もったいないなあ。

オレ