「テロには屈しない」エアフォース・ワン kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
テロには屈しない
「テロには屈しない!」と力強いお言葉。しかし、その裏には自分や家族の命も犠牲になってもしょうがないという意味が隠されていることがわかった。これくらい、一人でテロリストに立ち向かう覚悟がないと、この言葉を使っちゃダメですね。
冷戦はとっくに終ってる時期に作られたこと、ビン・ラディンもこの映画を観たのではないかと感ずること、色々と考えさせられます。なんたって、サダム・フセインの実名が出てるんですもんね。ゲイリー・オールドマンの台詞もかっこいいですね。「石油の値段を釣り上げるために罪の無いイラク人10万人殺すなんて!」と。単にアメリカ万歳を唱えるだけでなく、考えさせる部分も多々ありました(とらえかたは様々だとは思うが・・・)。
だけど、現実のテロ活動(自爆テロ)を考慮すると、この脚本じゃリアリティがない。『ダイハード』シリーズの主人公が大統領になっただけといった印象だ。
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