ウォール街のレビュー・感想・評価
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親子の絆と労働者の意地
ウォール街での転落の話
若き証券マンのバドが大富豪のゲッコーにコンタクトをとり
そして、気に入られようとして
インサイダーなどかなり危ない橋を渡りながら成功を収めていく
時代的にはパソコンも古く
ひと昔前の証券業界を描いていると思う
たまに寿司のシャリをつくる機械とかがでていたのは印象的
ゲッコーの紹介でダリアンという女性と付き合い
そして、高級マンションも手に入れて成功をする。
そして、バドの父親が働いている
ブルースター空港を買い取ろうとするが
父親はゲッコーを信頼していないのでバドと激突をする
実はゲッコーはブルースター空港を立て直す気がまったくなく
バドも裏切って、会社を売ってなくしてしまおうとしていた。
ゲッコーと離反すると言い出したバドはダリアンと別れていく。
そして、父親も心臓発作で倒れてしまう
ゲッコーが自分を騙したことに気づいたバドは
ゲッコーのライバルであるワイルドマンと組み
そして、ゲッコーに一矢報いる。
しかし、その後バドはインサイダーなどで逮捕されてしまう。
そして、ゲッコーに殴られるが
インサイダー発言音声を録音しゲッコーも道連れにしてストーリーは終わる
マネーゲームというよりも
ゲッコーの欲深さ、カネのためなら
インサイダーも辞さないという姿勢に魅せられたバドが
途中でゲッコーと離反しようと思ったのは
父親の絆と労働者の意地を知っているからだろうかなとは思った
少なくともゲッコーと離反しても敵対する必要はなかった
でも、現代では新NISAとかもあるので
時代的にゲッコーの価値観と近くなっているのかなと思った
マネーゲーム
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証券マンのチャーリーが有名投資家のマイケルに取り入る。
こうして上げた実績によりチャーリーは出世して金持ちとなる。
しかしマイケルはチャーリーを利用していただけだった。
チャーリーの父親の会社を乗っ取って再生させると言ってはいたが、
乗っ取った後すぐに会社を解体して利益を得るつもりだった。
偶然それを知ったチャーリーはマイケルを陥れる計画を立てる。
自分や同僚の顧客、さらにマイケルと敵対関係にある投資家に指示を出し、
意図的に株価を操作し、嘘の情報を流してマイケルに大損させる。
しかしこの株価操縦が問題となり、逮捕。
チャーリーはここでもマイケルも道連れにする。
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まあ面白かった。
でもチャーリーが一体何をしたいのかがようわからんかったなあ。
出世願望が強くてインサイダー取引まがいな事も割と平気でやる。
そんな人間にとって、父親の勤務する会社を再生するか解体するかなんて、
別にどっちでもいい範疇やと思うねんけどなあ。
それにマイケルとの関係がビジネスライクなものなのは最初から明確で、
裏切りと言えば裏切りやが、書類を作っていない側の落ち度でもある。
それなのに、何故あそこまでして復讐する必要があったのか?
恩だってあるし、ハメられた訳でもないのに。
しかもそれで逮捕されてたら世話ないよなあ(場)
Who am I?〜 僕はバド・フォックス
活気に溢れたウォール街で働く若き証券マンのバド・フォックス(チャーリー・シーン)が、剛腕投資家のゴードン(マイケル・ダグラス)に接近し、危険なマネーゲームに巻き込まれていく…。
投資家との緊迫した電話でのやり取りがリアル。
飛行機整備工の実直な父カール(マーティン・シーン)とバドの、互いを思いやるシーンがいい。実生活でも親子だと後で知り、より感動。
シャリ玉成形機で作った握り寿司二巻が、ぞんざいにお皿に載せてあるシーンに笑った。
ー誇りに思う
NHK~BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
スリルを感じる展開と、アメリカ的家族愛
パソコンがCRTモニターだったり帳場でみんな大声出していたり懐かしい感じ。
成り上がろうとした若者が浮ついたりツメが甘かったりいい気になったりして失敗する定番の展開。
最後には救いがある。
欲は人を進化させ、そして、、、
エラくなりたくて猛勉強したり、色んな人に会いに行ったりして仕事に邁進していく姿勢は見習いたいですが、自分を見失ってしまってはダメですね。主人公は、マイケルダグラスに認められたい!出世したい!一心で我武者羅に働きますが、その過程で法を犯したり、父親と衝突したりします。客観的に見てれば、これってダメだよねとわかりますが、当の本人は、‘自分は正しい!’‘もっと上へ!’という感じで調子に乗ってしまっているので、欲って怖いなと思いました。
俺は利用されていたのだ、とわかって初めて自分の過ちに気付きますが、その時には既にお縄頂戴の状態です。もうちょっと早く気付いてよ!とも思いましたが、ラストの父親の言葉が救いでした。
親子の絆
ウルフオブウォール・ストリートの元ネタだと思った。ヤクに女に金気狂いというところが共通していた。でも、もっと人間味があって、マネーゲームの異様さを炙り出しているところに好感を持った。私は、やはりブルーカラーの側に立ちたい。モノづくりに誇りを持てる仕事がしたい。金がすべてという生き方には、どうも共感できない。
欲は世界を回し、愛は世界を救う
株式市場における投資家と証券マンの戦いを描いた作品。
Gekkoが声高らかに叫ぶように、必ずしも「欲」が悪いとは思いません。何の欲も無ければ、聖人でもない限り生きていけませんし、利益を出さなければ企業も生き残れません。
しかし、モニターに映る株価だけを見て売買しているその先には、大勢の生活と人生がかかっていることを、ともすれば忘れてしまいそうです。彼らにとっては数字のゲームであり終わりのない戦争であり、どれだけの大金を動かしているのかという現実感が伴っていないように見えました。
Budの情報入手手段は、そこまでするのかというほど驚くもの。
証券会社の上司達で、悟りを開いたような(^^)Louと、第三者の評価でしか物事を見抜けないLynchの対比も面白いです。
息子の刑務所行きを、最善の出来事だと安堵する立派な父親。父子の愛に感動しました。
最近ネットの転売屋が目立ちます。一般人では入手しにくい物を売るならまだしも、ただ右から左へ流しているだけの仕事の意義って…(-_-)。
実父と親子を演じるCharlie Sheen。
この頃はとても健康的(^_^;)。
Michael Douglasの冷徹買収屋ぶりは圧巻。
Paul Guilfoyleがほんの一瞬出ていました。
“Stop going for the easy buck and produce something with your life. Create, instead of living off the buying and selling of others.”
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