ウォール街のレビュー・感想・評価
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ひと昔前の株屋の雰囲気がなつかしい。 マイケル・ダグラスのパワフル...
ひと昔前の株屋の雰囲気がなつかしい。
マイケル・ダグラスのパワフルな大口投資家の役もはまっている。
インサイダー情報を集めたり会社を乗っ取ったりというのは共感できないが、株の魔力に憑りつかれた世界というのは分かる。
マイダグ、当たり役。
男版『プラダを着た悪魔』
ニューヨークのウォール街で働く1人の男がゲッコーという金の亡者のおっさんに出会って徐々に金を稼いでいく話。
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私はこの映画見て、金融業界の仕組みはよく分からんし、完全に男の世界だわと思ってそこまでの興味は持てなかったけど、すごく稼いでるトップのオジンに成長させてもらって駆け上がっていってその先に、、っていう展開は『プラダを着た悪魔』と同じだなと思った。
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まぁでも男の話になるとどうしても稼ぐとか、お金の話になるからな。お金も大事だけど、そんなに金欲しいかね。それなりに余裕のある生活ができれば十分だけどね。
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あと2人の男性の間で若き青年がどう成長していくか、っていうのは『セッション』と一緒だった。でも一昔前の映画だからどっちの男性もまだ従来の男らしさを引きずってる感じはあった。
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お父さんの方もなんか古臭い考え引きずってる老害みたいな匂いしたからな〜.
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ゴードン・ゲッコー・・・すごい名前だ(笑)
親子の絆
ウルフオブウォール・ストリートの元ネタだと思った。ヤクに女に金気狂いというところが共通していた。でも、もっと人間味があって、マネーゲームの異様さを炙り出しているところに好感を持った。私は、やはりブルーカラーの側に立ちたい。モノづくりに誇りを持てる仕事がしたい。金がすべてという生き方には、どうも共感できない。
欲は世界を回し、愛は世界を救う
株式市場における投資家と証券マンの戦いを描いた作品。
Gekkoが声高らかに叫ぶように、必ずしも「欲」が悪いとは思いません。何の欲も無ければ、聖人でもない限り生きていけませんし、利益を出さなければ企業も生き残れません。
しかし、モニターに映る株価だけを見て売買しているその先には、大勢の生活と人生がかかっていることを、ともすれば忘れてしまいそうです。彼らにとっては数字のゲームであり終わりのない戦争であり、どれだけの大金を動かしているのかという現実感が伴っていないように見えました。
Budの情報入手手段は、そこまでするのかというほど驚くもの。
証券会社の上司達で、悟りを開いたような(^^)Louと、第三者の評価でしか物事を見抜けないLynchの対比も面白いです。
息子の刑務所行きを、最善の出来事だと安堵する立派な父親。父子の愛に感動しました。
最近ネットの転売屋が目立ちます。一般人では入手しにくい物を売るならまだしも、ただ右から左へ流しているだけの仕事の意義って…(-_-)。
実父と親子を演じるCharlie Sheen。
この頃はとても健康的(^_^;)。
Michael Douglasの冷徹買収屋ぶりは圧巻。
Paul Guilfoyleがほんの一瞬出ていました。
“Stop going for the easy buck and produce something with your life. Create, instead of living off the buying and selling of others.”
DVD108円ゲットシリーズ。強欲な大金持ちの投資家に憧れ翻弄され...
ちゃんと償いをして良かった
バブル期のマネーゲーム・・
●のるかそるか。
危険を冒して夢を追う利益至上主義者
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
生き馬の目を抜くと言われるウォール街の金融業界で、どんな手を使ってでも一攫千金の夢を追うのか、それとも地道に働いて平凡な人生を送るのか。マイケル・ダグラス演じるゲッコーの派手な生活と大きな仕事が輝いて見えるのは、チャーリー・シーン演じるバド・フォックスだけではないだろう。オリバー・ストーン監督は、何の生産活動もせずにゼロサムに過ぎない不正なマネー・ゲームに興じて濡れ手に粟の生活をするのではなくて(このゲッコーの主張には個人的に異論があるが)、積み重ねる労働の大切さを言いたかったようだ。しかしこれを見ていると夢を追いかけたくなる人々が多くなるというものだろう。
金融業界をこのような利益至上主義ばかりだという描き方には不満があり、これはウォール街の一面に過ぎない。だがこれもこの世界の一部であり、それを体現したマイケル・ダグラスと、夢を追い不正にも手を染めていくチャーリー・シーンの姿が生々しい。そして二人ともいい演技をしていました。彼らの絶頂期はこの時期ではないだろうか。
80年代なので損失補填があったり上司が責任をなすりつけたりとかなり職場の環境が悪いし、市場の立合いが電子化されてなかったりと時代を感じる。しかし今でも利益を求めて跋扈する姿は変わっていないだろうし、まだ観てない続編がどうなのか楽しみだ。
ウォールストリートよりこちらを先に観ましょう
流石、社会派オリバー・ストーン
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