インディ・ジョーンズ 最後の聖戦のレビュー・感想・評価
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ショーン・コネリーの余裕と貫禄に見惚れる。
往年の「連続活劇」が着想のもとになっているだけあって、このシリーズのストーリーや脚本はわりとどれも底が抜けていると思うが、『最後の聖戦』はちゃんとしている。ある場所での行動が次の場面に繋がっていくことが多いし、何よりもヘンリー・ジョーンズ・シニアことショーン・コネリーとの父子の掛け合いが魅力的で、この二人だけでも見飽きることがない。そもそもハリソン・フォードはそこまでユーモラスな役者ではなく、コメディでのさじ加減は共演者次第だと思っているのだが、コネリーとの相性の良さは群を抜いていたのではないか。そしてコネリーに備わった貫禄のおかげもあって、見せ場に次ぐ見せ場が売りのこのシリーズの中でも一番余裕が感じられる気がする。
0279 ジョーンズ博士ヒットラーと対面する
1989年公開
1作目の焼き直しも感じられ過去2作ほどの正攻法でなく
裏切り裏切りの連続でしらけるところを
親父と息子は兄弟だったという流れも作れる
ショーンコネリーのボケが救っている。
ジョーンズ博士!YESと二人が同時に応えるところもイイ。
あー死んじゃった、誰が?もベタだけどイイ。
しかしスピルバーグって時々テンションを下げる時があるんだけど
本作もインディジョーンズ信者が大目に見たような。
そうはいっても大活劇の決定版ともいえるこのシリーズは大好き。
(あー3部作しか認めてませんが)
大円団となって最後はジョンウイリアムズのレイダースマーチで
締めくくる高品質のディナーです。
80点
初鑑賞 1989年7月12日 北野劇場
パンフ購入 ¥400(税込み)
配給 UIP/パラマウント映画
「最後の」聖戦は賢明な判断
インディ・ジョーンズ・シリーズも愈々第3作目に突入です。
キリストの血を受けたと言われる聖杯の行方を巡るナチスドイツとの争奪戦物語です。インディの父親としてショーン・コネリーが登場し物語性は豊かになったかも知れませんが、名物である荒唐無稽なノンストップ・アクションがぶつ切りになってスピード感が減じ、見せ方も007的アクションになってしまったのが残念です。本作で「最後の」聖戦としたのは賢明な判断だったな。僕にとっては、次作の『クリスタルスカル』は不要です。
相変わらず
さすがのスピル先輩も三作目になるとあのジェットコースタースリラーもマンネリ気味と言わざるを得ませんが、そこを見事に救ったコネリー先輩、という感想です。
まあDr.ジョーンズがムチをふるえばそれで良し、ではありますが。
インディ・ジョーンズ父親がショーン・コネリー
初見は日本初公開時(1989年7月)映画館で鑑賞(前売券1150円)、あまり面白くなかった印象が残っていたので、本日35年ぶりに2回目の鑑賞😅
(※)この3日続けて、インディ・ジョーンズ・シリーズの3作を1日1本ずつ鑑賞🎥
本作、インディ・ジョーンズ親子のドラマが中心で、親子たちとナチスとの戦いを色んなパターンで見せてくれて、まぁまぁ面白く観ることができた。
ただ、やはりアクションシーンはあるものの、スピード感に満ちた見せ場が1作目や2作目に比べると少なかったので初見時のイマイチ感があったのかもしれない。
伝説の聖杯を巡る戦いを全編通じて描いているが、少年時代のインディ・ジョーンズ(リヴァー・フェニックス)がムチやハットを貰うエピソード、ハリソン・フォードになってからインディ・ジョーンズがヴェニスで金髪女性(アリソン・ドゥーディ)とイイ仲になり、父親がオーストリアの城で囚われの身となっていることから助けに行く。そしてショーン・コネリーが父親として登場。
父と息子がある女性を共有していた件は映画館で観た時には爆笑だったが、今回はそれを知っているので微笑ましい感じ🤗
ナチスとのバトルは、飛行船・戦車などであり、聖杯を奪う件はバトルではなくインディがナチスに「聖杯を取りに行かされているだけ」といったエピソードの数々、そして父と息子の「これまでたいした会話をしなかったな…」などというものも含めて、スピルバーグ監督はアクションと父息子物語のバランスを取った結果の作品だと思った。
初見時は、このシリーズ終焉を感じたものだったが、実際には後年『クリスタルスカル』と昨年(2023年)公開作が追加された。
父親(ショーン・コネリー)が「ジュニア! ジュニア!」と呼んでいたが、インディの本名が「ヘンリー・ジョーンズ・ジュニア」、「インディ」は○の名前……は楽しい😄
My name is Jones, Indiana Jones. ”同じ体験”を通して紡がれる父子の絆に涙…出来る訳ねーだろっ!!💦
考古学者インディアナ・ジョーンズの活躍を描くアクション・アドベンチャー『インディ・ジョーンズ』シリーズの第3作。
1938年、インディは大富豪ドノバンに依頼され、行方不明になった”伝説の聖杯”の調査責任者を捜索することになる。その調査責任者とは、聖杯発見に人生を費やす彼の父親ヘンリー・ジョーンズ・シニアであった…。
監督はスティーヴン・スピルバーグ。
○キャスト
インディアナ・ジョーンズ…ハリソン・フォード。
インディの父親、ヘンリー・ジョーンズ・シニアを演じるのは『007』シリーズや『アンタッチャブル』の、レジェンド俳優サー・ショーン・コネリー。
少年時代のインディを演じるのは『スタンド・バイ・ミー』『旅立ちの時』の、名優リヴァー・フェニックス。
製作総指揮/原案はジョージ・ルーカス。
第62回 アカデミー賞において、音響編集賞を受賞!
『インディ』シリーズ初期三部作の完結編。
前作『魔宮の伝説』(1984)で『007』オマージュをやってのけたわけだが、本作ではまさかのご本人登場!ハリソン・フォード×ショーン・コネリーという、新旧映画スターが夢の共演を果たしている。
実はフォードとコネリーは12歳しか歳が離れていない。父子というよりは兄弟の方がしっくり来る年齢差なのだが、コネリーの老け顔…もとい貫禄のおかげでこの設定に違和感はない。
ジョージ・ルーカス作品の老人と聞いて、いの一番に思い浮かぶのはやはり『スター・ウォーズ』(1977)のオビ=ワン・ケノービ。コネリー演じるパパディ・ジョーンズも彼のように主人公を導く立派なメンターなのかと思いきや、息子以上に考古学狂いの完全にどうかしちゃってる人という役どころなのは意外性があり面白い。
苦労人の息子とスッとぼけジジイ。この2人の見事なコンビネーションが観客の笑いを誘います🤣
ショーン・コネリーもさることながら、忘れてはならないのはヤング・インディ・ジョーンズを演じたリヴァー・フェニックス。瑞々しさと精悍さを兼ね備えたその姿はまさに次世代のスター。フォード、コネリーと同じ画面に収まる事はないのだが、異なる世代の三大スターが揃い踏みしたというその事実だけで、映画ファンの心を熱くさせてくる。
リヴァーが本作で見せてくれたコメディ&アクション、その両方への輝かしい才能。つくづく夭折したのが惜しまれる…。もしも彼が生き続けていたら、映画の歴史は今とは全く違うものになっていた事だろう。
『魔宮の伝説』はまるでテレビゲームかアトラクションのような作品で、一つの限定されたダンジョンを攻略する様が描かれていた。シリーズ2作目にして前作の殻を破った異色作だったわけだが、その評価は賛否両論を巻き起こした。
そんなこともあってか、本作は打って変わっての原点回帰路線。キリスト教由来のお宝を求め、ナチス相手に世界中を駆けずり回っての大冒険という『レイダース』(1981)を彷彿とさせる内容となっている。マーカスやサラーといったキャラクターも復活しており、まさに『レイダース2』といった趣のある作品に仕上がっている。
これまでもアクション要素が異常なまでに多いシリーズだったが、本作はその総決算といった具合にインディがとにかく動きまくる!
手数の多さも凄まじいが、真に驚くべきはその種類の多さ。「ウマが走ればそれだけで映画になる」と言われていることからも分かる通り、アクションの基本は乗り物によるチェイス。本作はこの基本を忠実に守っているのだが、とにかくその乗り物アクションの種類が多い!💦ヤング・インディ時代におけるサーカス団の貨物列車に始まり、ボート、飛行機、飛行船、バイク、車、馬、さらにはなんと戦車まで!!映画における全ての乗り物アクションを制覇する勢いで、手を替え品を替えながらのチェイスシーンが怒涛の如く繰り広げられる。本作をみれば映画におけるアクションとはなんなのかがわかる、そう断言しても良いほどのアクション見本市となっています。
ただ、このアクションの多さは問題も孕んでいる。とにかくカロリーが高いので観ていてとっても疲れるのである。次から次へと繰り出されるアクションシーンの連続は、最初は楽しくてもだんだんと眠気が…🥱
まあ実際に眠り込んでしまう事はないのだが、このシリーズにストーリーというものは有って無いようなものなので、集中力は自ずと切れてくる。この手のアクション映画は、90〜100分くらいのランタイムがやはりベストなんじゃないかな、と本作を観て改めて思ったりした次第であります。
スピルバーグの悪趣味は本作でも炸裂💥
ネズミや蛇がウジャウジャと周囲を取り囲み、最後には悪党の顔面がぐちゃぐちゃになる。ちびっ子を怖がらせることに命をかける、スピルバーグの熱意…というか狂人っぷりがしっかりとフィルムに焼き付けられている。
とはいえ、前作の過剰なまでの残酷さと比べると本作はかなりおとなしめ。生きたまま心臓をくり抜いたり猿の脳みそを食ったりゴキブリだらけの洞窟に潜入したりはしない。…うん、やっぱ『魔宮』は異常だわ。流石にスピルバーグも前作はちょっとやりすぎたと反省したのだろうか。
確かにグロやバイオレンスはこれまでと比べて弱いのだが、本作の悪趣味さはちょっとベクトルが違うというかなんというか…。
インディとヒロインがムフフな関係になるというお約束を本作も踏襲しているのだが、その相手というのが…。いやいや…。いやいやいや!これリアルで考えたら嫌すぎるだろっ!🤮
ファミリー映画らしからぬ、異常な肉体関係。”同じ体験”を通してギクシャクしていた親子がその絆を再発見する、というのは映画のお約束だが、こんな”同じ体験”は死んでもゴメンである。まぁ親父がジェームズ・ボンドなんだからこうなるのも已むなしか。
本作にて一度『インディ・ジョーンズ』シリーズは幕を下ろす。本作は三部作の完結編だったわけだが、その内容はパパディとマーカス、2人のジジイを介護しながらの珍道中だった。完全にどうかしちゃってると思うのだけれど、このイカレっぷりもまた『インディ』シリーズの魅力の一つか。
シリーズはこの後『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』(1992-1996)というテレビシリーズへと続く。この劇場版を、リヴァー・フェニックス主演で観たかった、というのがファン全員の想いだろう。
シニアが良い味出している💛💛 年を取るのが楽しみ。
勿論、最大の殊勲賞はインディ・パパこと、ショーン・コネリー氏。
あの、大きなお目目が、輝く!おもしろがる!優しく諭す。
思惑が当たって、歓喜。
ライターを落としてしまって、おろおろ。
馬上槍試合のような顛末には少年のようにキラキラ。「ほっほっほ」という声が聞こえてきそうだ。
ジュニアからの愚痴には、大きなお目目をさらに大きくして、真剣・真剣。
間違って、尾翼を撃ってしまって、あたふた。
鳥を使って、一難去り、どや顔。
「いつもこんなか?」「いつもより楽だよ」の台詞を聞きながらも、わくわく。
安楽椅子探偵よろしく、文献を読み込むことで、聖杯研究に没頭。若きインディが「パパ!」と駆け込んできても、本から目を離さず応対していたのに。
脳天を殴られたジュニアより、武器に使った陶器を心配するパパ。
なのに、ラストは…。人生かけて求めていたのに。それよりも大切な…。
それを受けるインディ。
USAは、大人になっても、父親のことは「パパ!」なのだろうか?「パパ」「パパ」連呼するので、親子感ー第二次反抗期の息子と父の雰囲気ーがUPする。これが日本みたいに「親父!」「父さん!」だとまた違う雰囲気が醸し出されると思うのだが、これも演出か?
リヴァー・フェニックス氏演じる少年時代からの流れも、その印象に輪をかける。
そして、演じるハリソン氏も、コネリー氏に巻き込まれて、役の設定だけは忘れずに、本当に反応しているように見える。特に、飛行船での父子対決の場面。もう、父親にあんな表情されたら、息子はああいう風になるしかないよ。(演じていて、よく噴出さなかったなあとも思うけれど)
この流れで、確執のあった父のために、命を懸けた冒険に挑むのも、自然な流れ。
まさしく、思春期(小学校高学年~中1くらい)ムービー!
そしてもう一人のシニア・マーカス。
インディ以外の作品は見たことがないので、役者さんについては評することはできないが、この映画では、良い抜け感が見事。
『レイダース』では、インディの友人・同僚として、軍部とのつなぎとか、できる紳士風だったのに。インディパパとインディのコントを壊すわけでもなく、良い箸休めになっている。外すと、シーン自体が白けてしまうような立ち位置なのに。
シニア二人がボケ役なので、パパだけが浮くということもなく、インディの格好良さをバックアップ的に際立たせることにも役立っていて。
エルザの立ち位置が、正直、どっちつかずで滑っているだけに、マーカスがいてよかった。私的には。
ナチス側は、他の映画とあまり変わり映えしない。ああいう描き方しかできないだろうけれど。
聖杯を巡る冒険。
聖杯とくれば、思い浮かぶのは『ダ・ヴィンチ・コード』。こちらは、パパがほとんど謎を解いてしまっていて、『ダ・ヴィンチ・コード』より、謎解き感はない。ナチスとの攻防が、アクション・コントとなっていて、見もの。アクション自体は派手で手に汗握るシーン続きなのだが、鑑賞しての印象はコント。なんとも面白い。
私の無知も含めて、突っ込みどころは満載。
石油が混じっている下水路を泳げるのか?『獣医ドリトル』には石油タンカーから漏れた石油が体にまとわりついて命の危機に落ちいった鳥救出作戦の回があったけれど…。
ヒトラーのサイン。伏線かと思ったら、単なる(笑)シーンだとは!
クライマックス。信仰の篤さが聖杯への道みたいな3つの謎かけ。
でも、まったく、信仰の篤さを感じられないオチ。しかも、あの二人も追いかけてくるし。
映画最初の方の講義で「考古学は事実こそが大切。信念が欲しいなら、哲学科へ(思い出し引用)」というようなことを言っていたけれど、それって、この映画のこと?「アクションこそ大切。信念を大切にするような社会派映画や感動大作をお望みなら他の映画を観てくれ」ってこと?と、ここでも吹き出してしまった。
とにかく、楽しむために作られた映画。
脚本・演出の力も大きいが、二人のシニアの演技がなくては、まったく違う印象の映画になったと思う。
シニアだからこそ、醸し出せる技。年をとることが楽しみになった。
☆彡 ☆彡 ☆彡
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ところで、
《以下、ちょっとネタバレ。つっこみ》
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その聖杯で聖水を飲んだら、永遠の命が授かるという設定。
撃たれて死にそうなパパのために、聖杯で汲んだ聖水を取りに行くインディ。
パパに飲ませる前に、毒見するインディ。
そして、大丈夫なことを確かめて、パパに飲ませるインディ。
て、ことは、インディもパパも、永遠の命を授かった?
飲んだ量が少ないから、インディは永遠の命を授かっていない?
パパは、傷を癒した時点で、永遠の命はなかったことになったのか?
エルザが聖杯を洞窟から持ち出そうとした時点で、効力はなくなった?
永遠の命は、騎士のようにあの洞窟限定で、あの洞窟を離れたら、効力はない?
インディが永遠の命を持ってしまったら、別の物語が始まってしまう。
『クリスタル・スカルの王国』と、『運命のダイヤル』を見たら、そのあたりの設定がどうなっているのかがわかるのかしら?
喜劇
1941という
スピルバーグ監督作品があり
帝国の逆襲、地獄の黙示録
とロードショウ公開年が同じでした。
その後 1941以外は
映画史、ファンの記憶に名が残りました。
この作品、1941を想い出します。
ドタバタ喜劇が好きなんですね。
なぜか、吉本新喜劇の感覚に
似てるなと
午前十時で再見しての印象です
インディが戦車と崖に落ち
助かった後の再会シーンは
お決まりのお笑いでした。
コネリーを知らない世代には
ただの新喜劇役者です。
しかし、島木譲二、間寛平を知ってると やっとるわいとなります。
ラストの
コネリーと騎士の
アイコンタクトには007を
感じるものがありましたね。
トレードマークの帽子、鞭、蛇嫌い
インディの象徴とも言える帽子、鞭、蛇嫌い。
それぞれの掘り下げでいくらでも尺を作れそうだが、今作の冒頭ボーイスカウト時代の若かりしインディを描いたシーンで全てがテンポ良く出てきます。
ですがおざなり感は決して無く、冒頭からインディ・ジョーンズの世界へグッと引き込まれます。
水上、空、遺跡とインディと一緒に冒険している気分になれます!
可能であれば是非大画面で!
今後も午前十時の映画祭の夜の上映を是非お願いします….!
ただただショーン・コネリー凄い!
映画を見ながらいくつか考えた。
1. ショーン・コネリーのあのとぼけた雰囲気はいいなあ。
2. 80年ほど前にはハーケンクロイツの腕章を「本当に」つけていた人たちがいたんだよな。
3. あんな戦車が、実際に今この瞬間も動いている地域があるんだ。
4. 昔は、永遠の命って、魅力的に感じていたが、今は、永遠の命を得ることの怖さを感じるようになった。
5. 子どもの頃、テレビでよく聞いていた「世界征服」という言葉は、悪いことの象徴だったが、もし、実際に、誰かが地球を統一して、善政を敷いたら、今のような紛争はなくなり、平和な世の中になるのかもしれない。(などと考えるのは危険かなあ)
今だからこそ観れる名作
午前10時の映画祭で鑑賞。
序盤のインディー少年の逃走シーンから一気にエンターテイメントへ引き込まれる。特に少年が馬へ飛び乗ろうとしたら失敗して地面に転げ落ちるカットは、映画全体の緩い世界観を説明している白眉の出来栄え。
スターウォーズ以外では爺のハリソンフォードしか知らなかったが、40代のハリソンのカッコよさにもしびれた。
1,2はまだ観ていないのでこれをきっかけに手を出してみようと思う。
シリーズ最高傑作
「魔宮の伝説」の5年後に作られた今作は間違いなくシリーズ最高傑作。
「レイダース」は完全にルーカス色で、「魔宮の伝説」はルーカスピルバーグとも言うべきごった煮感、そしてこれはシリーズ唯一スピルバーグ作品と言って良いほどスピルバーグ色が強い。
冒頭のインディ少年の大列車活劇は全てが完璧で何度も見ても飽きないし楽しい。
スピルバーグの「続・激突!カージャック」から続く金髪白人女性への偏愛ぶりはここで頂点を極めた感もあり。そのアリソン・ドゥーディは「RRR」でも素晴らしい悪女を演じていて嬉しくなった。
そしてもちろんショーン・コネリーあっての本作。当時はルーカス、スピルバーグ作品が賞的には不当に差別されていたので、そんなのが無かったらアカデミー助演男優賞は間違いなく取っている名演。
シリーズとして5作作る契約からこの後も続編が作られたが、スピルバーグはやる気無いしルーカスはすっかり能力が枯れてしまい、無惨な出来になってしまったのは残念。
ワクワクが止まらねぇ
午前十時の映画祭にて鑑賞。
全編通して冒険に溢れていながら、淀みのないストーリーやキャラの掘り下げにも見応えがありテンションが落ちない。また、笑えるシーンの塩梅もほどよい。
父子の愛は薄くとも、尊敬でつながることもできるのか。
ショーン・コネリー、リヴァー・フェニックス出演
TOHOシネマズの「午前十時の映画祭14」が、本年度から「グランドシネマサンシャイン 池袋」でも上映開始!
「午前十時の…」なのに20:30に観れます!
朝早起きしないで済みます!
さらにさらに、高音質大音量大スクリーンのBESTIA上映です!!
先々週、先週に続き第3作!
これも何度も観たけど、スクリーンでまた鑑賞!
やっぱり面白かった!
本作も、終映後、場内は拍手喝采!
第3作では、若き日のインディ役でリヴァー・フェニックス、父親役でショーン・コネリーが出演!
特に、コネリーとフォードが同じ場面で演技しているのを観るのが楽しい。
ありがちなギャグシーンも微笑ましく観れる。
コネリーはこういう役をもっと見せてほしかった。
そして、巨大飛行船や、複葉機、戦車が登場。
よくできてるし、ノスタルジックな気分も味わえる。
また、複葉機の攻撃を避ける方法なども面白い!
痒い所に手が届く、スピルバーグの演出もさすが。
細かいところが、いちいち上手い。
本来なら、これまでの三部作と同じテイストで、4、5作目も作ってほしかった。
午後8時半の映画祭③
インディ・ジョーンズ、順当に3作目。「インディ」のルーツを知ることができたし、2作目よりはハラハラドキドキしなかったけれど、ユーモアでカバーされた感じ。クライマックスはSF的ミラクルだったけれど、父子の絆にホロリとした。それにしても、インディさんのボンド並みの手の早さにビックリ!珍しくヒロインが悪者だったね。
これで第4弾以外は全制覇できたが、第4弾はやってくれないかしら。
さて、今度は夏にマッドマックスシリーズだ!
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