イギリスから来た男

劇場公開日:

解説

事故死した娘の死の真相を追って、LAを訪れた初老の英国人犯罪者が犯罪組織相手に大暴れする異色サスペンス。監督は「エリン・ブロコビッチ」のスティーヴン・ソダーバーグ。脚本は「ダーク・シティ」のレン・ドッブス。撮影は「エリン・ブロコビッチ」のエド・ラックマン。音楽はクリフ・マルチネス。音楽監修はアマンダ・シーア=デム。出演は「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」のテレンス・スタンプ、「グレイス・オブ・マイ・ハート」のピーター・フォンダ、「バニシング・ポイント」のバリー・ニューマンほか。

1999年製作/89分/アメリカ
原題または英題:The Limey
配給:ザナドゥー配給(パイオニアLDC提供)
劇場公開日:2000年8月19日

ストーリー

9年間の刑務所暮らしを終えて出所したウィルソン(テレンス・スタンプ)は、ひとり娘ステイシー(ニッキー・カット)がLAで事故死したという手紙を受け取る。死の真相を確かめるべく、手紙を出した彼女の友人エド(ルイス・ガズマン)を訪ねたウィルソンは、やがて彼女の死に大物音楽プロデューサーのテリー(ピーター・フォンダ )がからんでいるのを知る。どうやら彼女はテリーが相棒のエイヴリー(バリー・ニューマン)と組んで仕切るヘロインの密売事件に巻き込まれたらしい。エドとステイシーの友人のTV女優イレイン(レスリー=アン・ウォーレン)の手を借りて、海辺の別荘に逃げ込んだテリーを追うウィルソン。彼はテリーを追い詰め、彼から娘の最期を聞き出した。真相を知ったウィルソンはテリーを殺さず、そのままLAを立ち去った。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0そこそこ

2022年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

服役囚の父親を愛していながらも彼に絶望してアメリカに渡ったイギリス生まれのジェニー。アメリカで謎の交通事故で死亡した。知らせを受けた父親はアメリカにわたり娘の死に片をつけようとするのだが.... ストーリー的にはハードボイルドっぽい展開なのだが、ソダーバーグの煮え切らなさみたいなものを感じる。そこそこ。悪いピーター・フォンダ。割と似合ってる。

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arlecchino

2.5凝り過ぎ

2022年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

イギリスの刑務所を出所した主人公(テレンス・スタンプ)は、事故で死んだという娘のことを調べるため、ロサンゼルスに行く。 娘と付き合っていた音楽プロモーター(ピーター・フォンダ)を突き止め・・・。 ソダーバーグ監督、時制を凝り過ぎで、付いていくのがやっと。

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いやよセブン

3.0ピーター・フォンダ

2019年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ピーター・フォンダを追って暗殺しようとする場面は緊張感があって良かったのだが、後半になってからは緊張が途切れてしまう。プールサイドから見る夕焼けのシーンが印象的なのですが、後は普通のハードボイルドになってしまった。 しかし、真相を探るはずなのに、まず殺してから・・・なんてのは矛盾を感じる。ま、思いとどまったのですけどね。  何気にプールバーでかかっていたドゥービーブラザーズの「チャイナタウン」に感動してしまった。時代背景は70年代だったのかな?  エド役のルイス・ガスマンはいい味出してるなぁ・・・ちょっと注目しなくちゃ・・・

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kossy

4.0ハードボイルド

2014年8月17日
iPhoneアプリから投稿

興奮

ハードボイルドな作品 淡々と静かに話は進んでいく 冷静なウィルソンは娘の死の真相を探るべく、単身イギリスからアメリカに乗り込む 同じような内容・展開の『96時間』とは似て非なる作品 あくまでも、こちらは慎重に描いていたように思う ウィルソンを演じたテレンス・スタンプが、とにかく渋い 彼の話す英語は、これぞというぐらいのお堅いイギリス英語だった ビーター・フォンダが若い女をはべらかす話のキーマン、テリー・ヴァレンタインを演じていたが、イメージに合ってたな ラストが意外とあっさりしてたものの、1時間半で話がうまくまとまっていた印象 ウィルソンの目的は、あくまでも「ジェニーのことを教えてくれ」 最後もブレていなかった ソダーバーグ監督の作品の中では、かなり気に入った方

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Y.Marlowe