アンダー・ザ・スキン

劇場公開日:

解説

母親の死を機に自虐的に日々を送るようになった少女を描いたシリアスな青春ドラマ。監督・脚本は新鋭カリーヌ・アドラー。製作はケイト・オグボーン。製作総指揮はベン・ギブソン。撮影は「ケス」のバリー・アクロイド。音楽はイオナ・セカッツ。美術はジョン=ポール・ケリー。編集はイヴァ・J・リンド。出演は本作が映画デビューとなるサマンサ・モートン、「蜜の味」「ナック」のリタ・トゥシンハム、「秘密と嘘」のクレア・ラシュブルックほか。

1997年製作/82分/イギリス
原題または英題:Under the Skin
配給:ケイブルホーグ
劇場公開日:1999年6月26日

ストーリー

アイリス(サマンサ・モートン)は19歳。母親(リタ・トゥシンハム)と姉ローズ(クレア・ラシュブルック)の3人暮らし。アイリスは母親の愛情がすべてに競争的な優等生の姉に向けられていると考えてむくれていた。そんな矢先、母はガンに冒され、突然亡くなった。大きなショックを受け、喪失感から混乱状態に陥って自分を見失ったアイリスは、夜のクラブヘと足を向け、行きずりの男たちとすさんだセックスライフを送るようになってしまう。そんなアイリスをローズやボーイフレンドは見放し、彼女はますます自虐的な行為へと駆り立てられていく。泥沼の彼女はある日、ついにローズに積年の嫉妬をぶちまけた。すると、姉もなんと彼女に嫉妬を抱いていたことを告白した。彼女は声をあげて泣き、ようやく本当に母の悲しみに向き合えた彼女に救いが見え始めるのだった。

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