暗殺者のレビュー・感想・評価
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バンデラスが
ウォシャウスキーなのにな
90年代の良きアクション映画の一つ
1番は誰?
失敗の原因は…?
バンデラス
厭世的な殺し屋と楽天的な殺し屋の対決。バンデラスが『デスペラード』で見せてくれるような二丁拳銃で派手な銃撃戦で応酬してくるハチャメチャさ。終盤の登場シーンではスパニッシュギターのBGMで盛り上げてくれます(笑)。ジュリアン・ムーアの覗き趣味というのもハッカーとして不釣合いだ。
肉体派俳優が冷静な殺し屋というのもしっくりこないし、バンデラスも殺し屋というイメージじゃない。単なるギャング映画の雰囲気だ。しかし、当時としてはハイテクを駆使している点は評価できる。しかし、4万ドル売ろうとした自分がハッキングしたデータが、2千万ドルに化けるというところで、ムーアの態度が変わらないのもおかしいな(何をハックしようとしたのかしら・・・)。社会保障番号が無いのに4万ドルで満足するというのも・・・結構穴だらけの脚本かもしれない。正体不明の依頼人も読めちゃうし。。。。
ま、バンデラスのための映画でしたね。
一番は誰か
普通の娯楽活劇作品
総合:70点
ストーリー: 60
キャスト: 75
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 65
一流の殺し屋というよりは、映画に頻繁に出てくる一流という設定の殺し屋が二人出てくる。そんな二人にとって警察は完全にやられ役でしかなく、派手な事件があっても簡単に殺され追跡を振り切られその後の登場はない。スタローンは標的と簡単に手を結ぶ。最後もやはりそうなったかという予想通りの展開。そんな物語は安っぽいなと思うのだが、全体として娯楽作品として何も考えず頭を空っぽにして楽しめた。
バンデラスが若手の殺し屋になり、目的と自分の安全のためには躊躇なく次々に人を殺していく野心溢れる役を見た目も含めてよく演じていた。この作品の中では一番存在感があった。
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