劇場公開日 1996年2月3日

「バンデラス」暗殺者 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0バンデラス

2018年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 厭世的な殺し屋と楽天的な殺し屋の対決。バンデラスが『デスペラード』で見せてくれるような二丁拳銃で派手な銃撃戦で応酬してくるハチャメチャさ。終盤の登場シーンではスパニッシュギターのBGMで盛り上げてくれます(笑)。ジュリアン・ムーアの覗き趣味というのもハッカーとして不釣合いだ。

 肉体派俳優が冷静な殺し屋というのもしっくりこないし、バンデラスも殺し屋というイメージじゃない。単なるギャング映画の雰囲気だ。しかし、当時としてはハイテクを駆使している点は評価できる。しかし、4万ドル売ろうとした自分がハッキングしたデータが、2千万ドルに化けるというところで、ムーアの態度が変わらないのもおかしいな(何をハックしようとしたのかしら・・・)。社会保障番号が無いのに4万ドルで満足するというのも・・・結構穴だらけの脚本かもしれない。正体不明の依頼人も読めちゃうし。。。。

 ま、バンデラスのための映画でしたね。

kossy