「ある著書の「アメリカの核意識」というサブタイトルを思い出して」アルマゲドン mahasatearanさんの映画レビュー(感想・評価)
ある著書の「アメリカの核意識」というサブタイトルを思い出して
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敢えて本作の紹介から少しずれます。白頭山大噴火を観て、本作を思い出していました。ラストシーンを見ると毎回泣けてしまいます。しかし、最近に「なぜ原爆が悪ではないのか(2020年、岩波書店)」を読んでからは、少し感じ方が変わりました。やはりアメリカは、”核は世界を良くするものだ”という発想から抜け出てないのではないか?という疑問です。基底にそういう思想がメッセージされているなら残念な映画じゃないでしょうか。もちろん核爆弾も使い方を誤らなければ許容と言われるかも知れません。でも事情はそんなに単純ではなく、紹介した図書を読むにつれ、文化と歴史そして経験が違うと、こんなに核の捉え方が違うんだと、気が遠くなりました。余談でしたが、平和を祈る気持ちは、各国共通であり、映画など芸術の中にヒントがあると信じています。
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