アルファヴィル

劇場公開日:

解説

初長編作「勝手にしやがれ」以降、ヌーベルバーグの旗手として世界的に知られる名匠ジャン=リュック・ゴダールが1965年に手がけたSF作品。同年の第15回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。英国のハードボイルド作家ピーター・チェイニーが生み出したキャラクターで、エディ・コンスタンティーヌが演じる探偵レミー・コーションを主人公に、人工知能によって支配される都市を舞台に、感情を失った独裁者の娘の人間性を回復させようと奮闘するレミーの孤独な戦いを描いた。2014年12月、「ヌーヴェル・バーグSF映画対決!トリュフォー×ゴダール」と題し、フランソワ・トリュフォーの「華氏911」とともにデジタルリマスター版上映。

1965年製作/99分/フランス・イタリア合作
原題または英題:Alphaville
配給:マーメイドフィルム
劇場公開日:2014年12月27日

その他の公開日:1970年5月30日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0人間のぬくもりについて

2024年5月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2度目の鑑賞。 1度目のときは、プールでの処刑場面がとても印象に残った。当時はかなり斬新な映画だったのだろうなと思った。 今回は、パリの街で撮影していること、それがすごいと思った。特別なものを使わずに現実にある街をそっくりそのまま異質なものに見せるなんて。どこをどう変えれば異質なものと見てもらえるかがポイントであるわけで、そのへんの作り方というか、本質の捉え方がうまいなと。 ストーリー自体はシリアスで、コンピュータが発する言葉も私にはなかなか疲れる。でも、主人公がスマートに敵をポンポン殺すところや、キャラの設定などは、なかなか軽快でおもしろい。 舞台が現実的なパリの街だということは、制作費が低コストだっただろうということがまず頭によぎってしまうが、よく考えてみれば意味が深い。 一見、合理的に人の生活が営まれ、社会が機能しているふつうの街。だから何も問題はないと錯覚するし、させられる。ふつうに機能しているのだから誰も文句は言えない。間違っていることがあっても、彼らはそのことに気が付かない。気が付かされないよう仕組まれている。 当たり前だと思っている、ということの恐ろしさ。 自分たちがゆがんでいくとき、素早くキャッチし軌道修正していけるだけの敏感さや賢さをもっていなくてはこうなってしまう、ということだ。 この映画では、また、味気ない世界と対比することで、芸術的感性、それを理解する人間の感度というものへの信頼、そのようなものが浮き彫りにされている。 人間のぬくもりを感じさせる、なかなかロマンチックな映画なのだなと思った。

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あま・おと

0.530分が限度かな

2021年7月6日
PCから投稿

手持ちカメラの面白さとか雰囲気の面白さとかいうのがあるけれど、長時間は持たない。まあゴダールの作品は二度と見ないでいいな。

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タンバラライ

3.0市民プールも新しかった時代

2019年11月1日
iPhoneアプリから投稿

カスタムメイドの企業コンピュータ。昔の汎用コンピュータ全盛時代、そもそもコンピュータ自体が高額だったため、一台の汎用コンピュータをエアコンの効いた専用のコンピュータルームなる場所に設置して、専門の技術者がこのコンピュータを操作しながら大量データを一括に処理しているという光景があったらしい。それを思わすワンシーンがあった。なお不完鑑賞ですので、いつかまた観ます。

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ほぼぼーぼぼーぼぼ

3.0.

2019年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

萌える

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瀬雨伊府 琴

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