「ギリシャ神話に造詣が深ければ楽しめたのかも」アルゴ探検隊の大冒険 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
ギリシャ神話に造詣が深ければ楽しめたのかも
ゼウス保護下のペリアスはアリスト王の宮殿周辺に起こった嵐、および彼を殺害したことによりテッサリアの王座を奪われた。しかし預言者は、サンダルを片足のみ履いたアリストの子により覆されると語った。予言を阻止しようとペリアスはアリストの娘の1人であるブリセイスを殺し、女神ヘラはこれを神殿への冒涜として怒った。ブリセイスは殺される直前、ヘラの像の腕の中にアリストの幼子を隠した。怒ったゼウスはペリアスを失脚させるためアリストの幼子を使うことを決心した。
20年後成長したアリストの息子ジェーソンはペリアスが溺れている所に偶然遭遇し、彼を助けた際サンダルを片方なくしたためペリアスは彼が自分を殺しにきたと認識した。王国を取り戻すために神の贈り物である金羊毛を獲得しようとしてたジェーソンに対し、ベアリスは正体を隠し彼を励ます振りをしながら、彼が殺されることを望んだ。
ジェーソンはゼウスとヘラと話すためオリンポス山にやってきた。ヘラは彼の成功を望むが、ゼウスの命令により彼女は5回のみ彼を助けることができることになった。ヘラはジェーソンに、コルキスに行き金羊毛を探すよう言った。オリュンポス十二神たちは彼に助力を申し出るが、ジェーソンは自身で航海し、人間の力だけで成し遂げると誓い、オリンピックを開催してギリシア中の勇者たちを船員に選抜すると語った。ジェーソンの言葉に負けて準備のために彼を地上に帰した。
建造者のアルゴスに因み名付けられ、人類史上最初の大型帆船「アルゴ号」でジェーソンの仲間「アルゴナウタイ」となる栄誉のために、多くの勇士がギリシャ中から競技に集まった。ヘラクレス、ハイラスなどが選ばれ、ペリアスは息子のアカスタスを妨害のため送り込んだ。
さてどうなる、という話。
ギリシャ神話に出てくる神々や神話を多く知ってれば楽しめたのだろうが、ストーリーはだいたいわかったくらいで、詳細はよくわからなかった。
青銅の巨像、ガイコツ兵士、怪鳥などの特撮は時代を考えると流石の一言。
その後の作品への影響を考えた歴史的な
作品で、一見の価値あり、と感じた。