ある愛の詩のレビュー・感想・評価
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セントラルパークに独り背を向けて座っているライアン・オニール‼️
愛の物語
ライアン・オニールの健康オーラがハンパない。アイスホッケーでは流血の乱闘、スカッシュでは短パン姿が輝いてる。いい体のうえ、陽気なハンサム。しかし、役柄では強情さが目に余る。ジェニーの賢さと包容力がなければ、オリバーはやっていけないだろう。
難病ものだと思っていたら、闘病期間は短く、出会いから恋愛までを長く描いていたのが意外だった。あと、自分が年を取ったせいか、娘に先立たれるフィルを見てると涙が出た。オリバーに最後の時間を譲ったりして、自分を懸命に抑える姿…つらすぎる。
話としてはシンプルなのだが、あの有名なテーマ曲が入ると、一気にメロウでセンシティブになる。音楽の力が素晴らしい。
BSプレミアムの録画にて。
中学時代を思い出した
愛とは決して後悔しない事
恋愛映画の中ではお手本のような作品
無駄のシーンもなく、見やすいです。
ほぼ2人だけで話が進むので、見やすい。
脇役でトミーリージョーンズが出ていることにびっくりしました。
しかもハーバード大学卒業ということで二度びっくりです。
今では白血病は誰でも知っている病気ですが、
40年以上も前からある病気だと知りました。
今でも治療法が見つからない病であることは変わりないです。
「愛は決して後悔しないこと」
これほど短く心を打たれるセリフはなかなかありません。
音楽が終始暗く、展開を追うごとに暗いトーンにしていくほうが
ストーリーに合っていたような。でも耳に残る音楽は素晴らしいです。
初めに主人公がことの結末を語るのが微妙な気がした。
悲しい物語であると頭に残る。
レイ・ミランド出てます
自立した女性 愛とは覚悟
純愛物語。というより、ジェニーの強さに驚き憧れた映画。
決して、”愛”という名の欲望や思い込みを押し付けあうだけではない。
家族を捨て、愛する人との生活を選んだ男。
成し遂げたかった夢を捨て、愛する人との生活を選んだ女。
大切な何かを得るために、もう一方の大切な何かを捨てる。
周りに流されるのではなく、自分で選ぶ人生。
今よりも親が人生のレールをひきがちなこの年代に、自分の意思を通す。
ヒッピー文化等、親世代とは違う文化を若者が生き始めた時代。
それでも、まだ家族のきずなは強い。
自分を否定した舅・姑のことも思いやるのは、ファミリーの絆の強いイタリア移民ゆえか。
親の価値観の中での”いい子”からの脱却。自分が選んだ最高の女性を認めてくれない親への反発。
親の無理解から、妻を守っているつもりなのに、妻は父と和解しろという。
そんな喧嘩の仲直りの際に出てくる有名な言葉。
「Love means never having to say you're sorry.」 (字幕では「愛とは決して後悔しないこと」)
日々暮らしていれば、元は他人が同居しているのだもの、いろいろな違いは出てくるもの。でも、そこを二人で乗り越える覚悟がなきゃいけないんだなあ、それが愛なんだろうなあ。なんて、結婚に対する思いを新たにさせてくれる。
知的で理性的で、自分の感情すらコントロールするが、だからと言って知的なギスギス女ではなく、遊び心に溢れる感性豊かな女性。
そんなヒロイン像がとても斬新で、憧れた。
かつ、NYの超名門大学卒の二人が選ぶファッション、インテリア、遊びの世界観。
それらに降れるだけで何度も観たい。
そんな彼女との思い出を語るという手法をとった映画。この演出で引き締まった。
ただ、だらだらと二人の恋の起承転結が語られる形だったら、途中で飽きてしまっただろう。”悲劇”という結が最初に示されるので、かえって「どうなる?」と物語に食いついてしまう。
そして有名な音楽。その”悲劇”を、心にしみわたらせてくれる。
物語はけっこうあっさりと展開する。
なのに、あの凛とした女性が…、その妻を思いやる夫の表情…、そして音楽と重なると号泣。
配役も、この二人ありきの脚本だったと聞く。
当時すでにスターの地位を確立していたオニール氏と、新星・マックグロー嬢。
「Love means never having to say you're sorry.」
そんな風に思おうと思えるパートナーとともに作り上げる幸せ。
そんな意思で世界を切り開いていく二人を襲う病。
べたなストーリーでも、味付けによってこんなに変わる。
印象深い、極上のラブストーリー。
ただ、なんでジェニーがオリバーに惚れるのか、今一つしっくりしないんだなぁ。
なので満点ではない。
オリバーがジェニーに惹きつけられるのは判る。
あの、台詞。あの頭の回転の良さ。翻弄されるのだけれど、いつの間にか忘れぬ人となる。
そんなところも魅力的な映画。
遠い昔に観たはずなのに音楽を聴くと様々なシーンがはっきりと心に浮か...
遠い昔に観たはずなのに音楽を聴くと様々なシーンがはっきりと心に浮かぶ純粋な愛の物語。久々にゆっくり観たがやはりその美しいストーリーには泣けてしまった。幾つになっても何度観ても胸打つのはやはり名作の所以だろう。
モーツァルト、バッハ、ビートルズとオリバー。この台詞がいいですね...
モーツァルト、バッハ、ビートルズとオリバー。この台詞がいいですね。こうした好きな人を同系列に扱うのはこの時代から流行りだしたのでしょうか。さすがに父親のことを「サノバビッチ」とは誰も言わなかったが・・・他にも小粋な台詞「十戒の11番」なんてのも素敵だ。「ジェニファー・バレット・マタニティー・アウォード」も気が利いてます。台詞と言えば一番心に染み入るのが「愛とは決して後悔しないこと」。
名作であり感動もするのだが、どうしてもそれほど好きになれない理由が、アメリカの上流階級の家庭では子息を一人前にするために自活させることがよくあるからで、結局は「可愛い子供に旅をさせろ」的なニュアンスが含まれているだけのような気がすることだ。
とは言ってみたものの必ず泣いてしまうこの弱さ。。。。
言わずもがなの不朽の名作。 冒頭からネタバレで涙を誘う、卑怯やん。...
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