劇場公開日 1971年3月20日

「 モーツァルト、バッハ、ビートルズとオリバー。この台詞がいいですね...」ある愛の詩 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 モーツァルト、バッハ、ビートルズとオリバー。この台詞がいいですね...

2018年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 モーツァルト、バッハ、ビートルズとオリバー。この台詞がいいですね。こうした好きな人を同系列に扱うのはこの時代から流行りだしたのでしょうか。さすがに父親のことを「サノバビッチ」とは誰も言わなかったが・・・他にも小粋な台詞「十戒の11番」なんてのも素敵だ。「ジェニファー・バレット・マタニティー・アウォード」も気が利いてます。台詞と言えば一番心に染み入るのが「愛とは決して後悔しないこと」。

 名作であり感動もするのだが、どうしてもそれほど好きになれない理由が、アメリカの上流階級の家庭では子息を一人前にするために自活させることがよくあるからで、結局は「可愛い子供に旅をさせろ」的なニュアンスが含まれているだけのような気がすることだ。

 とは言ってみたものの必ず泣いてしまうこの弱さ。。。。

kossy