劇場公開日 1963年6月8日

アラバマ物語のレビュー・感想・評価

全40件中、21~40件目を表示

4.0アメリカにいまだはびこる黒人差別がテーマ。本作が秀逸なのはそこに子...

2020年3月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アメリカにいまだはびこる黒人差別がテーマ。本作が秀逸なのはそこに子どもの視点、成長物語が絡んでくること。子どもたちは正直あまり可愛くはない(失礼)が、しっかりとした演技を見せる。
主人公はアメリカのヒーロー像1位にも輝いたと言う。演じるはさすがのグレゴリー・ペック。
古くとも色褪せぬ、これぞ名作という作品。
でもあの隣人、私なら敬遠する、怖い(笑)

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はむひろみ

2.5利き手がどちらか、どちらの手で殴ったのかという有名なシーン。 黒人...

2019年9月2日
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利き手がどちらか、どちらの手で殴ったのかという有名なシーン。
黒人、知恵遅れに対する人種問題も取り上げる

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jyojyo4649

4.0さわぐほどの映画じゃないって?

2019年5月26日
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さわぐほどの映画じゃない と カポーティ様がおっしゃっておられましたがっ(-"-;...
鑑賞日:2015.4.3

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miharyi

4.5ものまね鳥を殺すには

2018年12月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

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a0064

5.0このレビュー、開封禁止

2018年11月20日
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きりん

5.0 前半、フィンチの子供たちの目を通して謎の隣人ブーの存在を描いてい...

2018年10月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

 前半、フィンチの子供たちの目を通して謎の隣人ブーの存在を描いていて、少年たちの夏の日の思い出、ノスタルジックな雰囲気を醸し出し、大人たちへの感情を純粋な心で判断していたところが心地よい。

 中盤の裁判は一転して社会派法廷もの映画であるが、ここで子供の目線と大人の目線の対比が上手く絡み合って物語全体の構成を重厚なものにしたという点で素晴らしい作品と仕上がっています。中盤だけを取ってみると重苦しくやりきれないものとなるところを、子供の目線のおかげで父親の正義感と尊厳への憧憬というテーマにしています。

 父親をパパと呼ばないでアティカスと名前で呼ぶところにも親近感を与えてくれ、子供時代への回顧を爽やかにさせてくれます。もちろんブーの存在も大きく、劇中に説教じみたものがないのに自然と子供たちに正しい事は何なのかと教えてくれる重要人物となっていました。

 子供たちの将来を考えると、正義を追求する弁護士へと進むのではないでしょうか・・・

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kossy

5.0学校で見せるべき映画

2018年5月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

無実の黒人青年が裁判を受けるシーンがある

本作の数年後、ユニフィクスというソウルコーラスグループがCoaut Of Loveと言うヒット曲を出します
邦題を付けるなら愛の裁判所というところでしょうか
ひそひそ声、木槌の音、裁判官の開廷の言葉が入り曲が始まります

彼女がつれない、どうでも良いような3つの罪を歌った曲で、最後に陪審員が彼女は有罪を宣告する、一見愉快な曲

しかし、本作のアラバマ物語は数年前といえど全米の大ヒット映画でアカデミー賞まで取っている作品です

つまりこの曲を作った作家、歌う本人達
、ラジオでかけるDJ達、リクエストしレコードを買った一般大衆
皆がこ本作の裁判のシーンとその結末を知っての上でのヒットだったのです

それを知った上で、その曲を聴くと見えてくる光景は全く違った物になるのです

ぜひその曲も聴いて見て下さい

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あき240

4.0子供に見せたい

2017年4月2日
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みきねこ

4.0良かった

2017年2月22日
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鑑賞方法:映画館

スカウトが可愛くて可愛くて・・・

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Nana Shinozaki

4.0公正誠実信念の父親

2017年2月12日
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鑑賞方法:映画館

グレゴリー・ペック演じる主人公の弁護士は、長くアメリカ人の間で理想のヒーロー像、理想の父親像と言われた。

本作のクライマックスは裁判での主人公の弁論シーンだが、右利きか左利きかを証明するところ以外は事実の証明はなく、彼によって語られる状況証拠は布石もない唐突なものだ。
被害者女性への質問は、攻撃的にさえ見える。
要するに、黒人被告人は不等な嫌疑をかけられている前提の物語であり、事実を追求するサスペンスではない。

この映画は、この裁判をとおして父親がいかに立派な人物であるかを子供たちが知る成長の物語だ。
並行して怪奇屋敷の冒険も描かれ、それが大団円に繋がる。

現代感覚で観るとリアリティに欠ける物語進行ではあるが、公正を貫くことの美しさを表現している。

黒人牧師が子供ちに「さあ、お父様が退廷される」と言って、破れたものの立派に戦った父の背中を見せる名場面は感動的だ。

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kazz

3.5すごくよかった

2017年2月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

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吉泉知彦

4.0良い作品

2017年2月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

深いですね。
正義を貫こうとしても、不条理な結果に終わるという現実感もとてもいいです。引き込まれました。

グレゴリーペック、素敵すぎ。

こんな大人でありたいと思わせてくれます。

午前10時の映画祭で鑑賞しましたが、来年以降も上映してほしい作品です。

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ねりまっくま

3.0内容の濃い映画

2017年2月5日
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鑑賞方法:映画館

とても不思議な映画だったなあ
連想したのはスタンドバイミー
子供中心の話だった

グレゴリーペック渋くていいなあ
ロバートデュバル、、かっこよ過ぎないか、、

まさかの結末ではあったけど
それが現実なのかなあ

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JYARI

4.0アメリカのリアルと良心

2017年2月5日
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鑑賞方法:映画館

大人の世界で起こったレイプ事件、子どもの好奇心と不思議な世界、白人と黒人がすぐ近くなのに見えない柵で隔てられている世界の物語だ。弁護士で父子家庭の父親は、その中で善く生きる、正しく生きる事を貫こうとしている。

事件は重たいが、子どもたちのやりとりやお父さんとの関係など、暖かいところがあった。

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Momoko

4.5小説の前にこちらを

2016年3月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

難しい

幸せ

小説を読んで想像していたのは、グレゴリー・ペックからはだいぶ
かけ離れたアティカスでしたが、見進めるうちにしっくりきました。
子どもたちが嫌な顔をする通り、あの年頃の子供をもつにはいささか
歳のいった、そのための円熟味、寛容さ、常に公平であろうと
するがために時に見せる頑固な一面…そんなアティカスを完璧に
演じていたと思います。

子どもたちはまるっきりイメージ通りでした。
無邪気で傷つきやすくて好奇心旺盛…子供らしい子供達が
理不尽な出来事やヒヤッとするような経験を通して、
子どもたちの手を優しく引いてくれるアティカスのもとで
すくすくと成長していく様子が、よく描かれてました。

小説は後に読むことをオススメします。
近所の住民たちとの交流や、アティカスがいかに子どもたちに対しても
公明正大であったかというエピソード、一筋縄ではいかない
絡まりまくった「人種」問題についてなど、深く味わえます。

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chibirock

5.0いい映画

2015年8月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

黒人差別の問題に真正面から向き合っている。それなのに、切り口がいいので、押しつけがましさがまったくない。この映画の製作意図に、自分たちの問題を正直に告白する、勇気と誠実さを感じた。主人公は弁護士で法廷劇なのだが、「12人の怒れる男」が嘘くさく思えるほどリアルだ。

ただ、全体的な雰囲気がもやさしさに満ちているので、深刻な問題を扱っているのを忘れさせる。邦題はそこからつけられているのだろう。

米国本国での評価が高いのもうなずける。

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ジミー

4.5これぞ完璧な映画。

2014年12月2日
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興奮

知的

モノクロの名作映画って事で軽い気持ちで観ようとしたらのめり込んでしまった。約2時間の映画で見事に差別問題、子供視点、サスペンス、グーニーズ張りの実は心優し謎の少年。この要素を過剰な演出でも無く現実っぽく作られてるのには圧巻!この映画を観るといかに今の映画は過剰な演技、演出、ストーリーかが分かる。あのロバートディバルが謎の少年役で出てるのにはビックリ。後妹役のメアリーバダムがメチャクチャかわいく、名演技でした。

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エイジ

3.5高潔さと勇気

2013年3月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 65
音楽: 65

 今では差別問題を扱うことは当たり前になっているし他にも差別問題を扱った映画はあるが、それでもこの時期に原作が書かれこの映画が作られ当時から評価されていることは意義がある。原作者の子供のころの体験を基に作られた映画であるため、子供の視点から見た社会というのも悪くない。黒人の弁護をするというだけで自分や家族にまで危害が加えられるかもしれないという覚悟を決めて仕事に取り組むグレゴリー・ペック演じるアティカスの高潔さと勇気に感服する。
 だがそのためにあくまでも正義を重んじる白人の立場から見た差別と社会ということになっており、黒人の立場から見た社会や差別というのが描ききれていないことは残念である。黒人は南部で白人に差別される弱くて可哀想な被害者でしかなくて、ここで被害者である黒人のトムの人格も人生も詳しく紹介されることはない。トムの家族とかが黒人の身でありながら白人に危害を加えた容疑をかけられたという理由でそのような目にあったかどうか、あるいはそもそも彼はどんな家族構成なのかすらはっきりと知らされない。黒人差別のことを描きながら、トムのことはちょっと外から見た他人事のような気にさせられる。あくまで主役は黒人を助ける勇気ある高潔な白人なのだ。
 それでも作者の幼き時代の体験からきた物語であるし、そこまで踏み込んだことを描く時代ではなかったのかもしれない。製作された時代を考えれば充分評価できる映画ではある。

 のどかな田舎の雰囲気は良かったので、白黒映像で美しさが削がれているのは残念。60年代ならばそろそろ天然色で撮影して欲しかった。

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Cape God

4.5ホームドラマの名作

2009年7月5日
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Chemy

3.5人種差別に立ち向かう弁護士とその一家の物語

2008年11月23日

単純

知的

難しい

著作権が切れたことから500円で手に入れることができるようになったという前提でこの作品を見る気になった。
という前置きでこの作品を見ると、重いテーマでさらりと演じるヒーロー。グレゴリーペックが主演男優賞を獲るのも納得できる。
わかりやすい内容ではあるが見終わって爽快となるようなものではない。映画に描かれる人種差別が過去のものとなっていると信じたい。

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もぐもぐかつみ