雨の訪問者のレビュー・感想・評価
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女優さんがかわいい声をしていた。
サデ○スティ○クとマ○ヒスティッ○な話。
音楽だけで見た気になっていたが、初見かもしれない。
主人公の女優さんの声がかわいい声をしていた。
あの着替えのシーンなんとなく覚えている様な気がするけど雑誌の『SCREEN』のグラビアかもしれない。
ショートカットの女性が流行っていたと記憶する。
この話は脚本家が、セバスチャン・ジャプリゾで『シンデレラの罠』の作者なので期待したが、この映画での人物設定に合理性が感じられず『シンデレラの罠』と同じ、屁理屈なフランス作品かと思った。
フランスの屁理屈よりも、アメリカンな
コロンボ警部の『じらし方』の方が陰湿に思える。
『シンデレラの罠』は高2くらいに読んだ。しかし、犯人はわからないまま。苛ついて本を捨てた。
『ミドラ伯母さん』?新訳が出て、理解しやすいとの事なので、読んで見る事にした。
ガラスが割れると恋してる証拠・・・ラブ♡ラブ♡
白のエナメルコートが眩しい夫人メリー。母親の経営するボーリング場でバスから降りる見知らぬ男(ジェイソン・ステイサム風)を見かけ、その晩、その男に襲われ、隠れていたそいつをショットガンで撃ち殺してしまう。なめんじゃねーよ!とでも言いたげなメリーの逞しさに驚かされるが、正当防衛が認められるだろうから正直に警察に言っちまいなよ・・・と、応援したくなるのですが、彼女はそうしない。ここから嘘のつきっぱなしの5日間が始まるのだ。
ストーリーが途中からどうでも良くなってくるのは、もう雰囲気だけを楽しむ映画なのだと気づく中盤あたりから。殺人の翌日から刑事のように執拗に絡んでくるハリー・ドプスというアメリカ人。TWAの赤いバッグと赤い車。胡桃、酒、車のキー、レーシングゲームと小物ばかりが目立つようにストーリーはチャールズ・ブロンソンが何者なのか?という点に絞られてくる。
あくまでも「殺してない」と主張するメリーにも母親のトラウマがあったり、そして札束とコインという原因も目的もわからない不可思議感にとらわれる。あ、それで何故メリーはパリまでわざわざ?数学、地理、心理学、統計学と、無意味にドブスと張り合ったりして、さらに無実の女を助けるためだけで大胆な行動ができるハズもない。結局、ドブスの目的は何???
迷宮に陥ってしまいそうな展開ですが、冒頭ではちゃんと「不思議の国のアリス」の台詞が登場してることを思い出す。もう深い穴に落ちちゃったんですね。そしてメリーの名前もメランコリーから来てるとか、それほど鬱っぽくはないのですが・・・。でも一番衝撃的だったのは、メリーが殺した元ボクサーの犯罪者の名前が実は「マクガフィン」だったこと!あぁ、そういうことだったのですね。最後に見つかったボタンを投げるとガラスが割れるということからして、結局はドブスがメリーに恋をしただけの話だったのか・・・すると、タイトルも事件も全てマクガフィン。まんまとやられてしまった感じです。
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