雨に濡れた欲情

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解説

サマセット・モームの小説『雨』をテクニカラーにより立体映画化した作品(1953年)で、ジェリー・ウォルドが製作に当り、「青いヴェール」のカーティス・バーンハートが監督した。脚色は「情炎の女サロメ」のラリー・クライナー。「廃墟の守備隊」のチャールズ・ロウトン・ジュニアが撮影し、モリス・ストロフが音楽を監督した。主演は「情炎の女サロメ」のリタ・ヘイワース、「赤い風車」のホセ・フェラー、新進アルド・レイで、ラッセル・コリンズ、ディオサ・コステロ、ハリー・ベラバーらが助演。

1953年製作/91分/アメリカ
原題:Miss Sadie Thompson
配給:コロムビア映画会社

ストーリー

ホノルルからニュー・カレドニアに向う船が南洋のある島に立寄った。その船にはいかがわしい評判の女サディ・トムプスン(リタ・ヘイワース)が乗っており島は大騒ぎになった。まず最初に彼女と近づきになったのは荒くれ男の軍曹フィル・オハラ(アルド・レイ)だった。しかし同じ船で来たデイヴィッドソン夫妻と医師マクフェイル夫妻は、彼女の放埒な振舞に眉をひそめた。とくにデイヴィッドソン(ホセ・フェラー)は激しい反感を抱いていた。というのも、彼はこの島から一切の悪を放逐しようとしている社会改革主義者だったのだ。サディとオハラの仲は急速に深まり、オハラは彼女にシドニイへ行って結婚しようと申し込んだ。だがデイヴィッドソンはサディの旧悪をオハラに暴露した。そのためにサディとオハラの仲は破れ、サディは絶望のどん底におとされた。デイヴィッドソンは彼女に更正を強く説得した。サディは生まれかわったように立ちなおり、再びオハラが求婚に来たときも、きっぱりと断った。デイヴィッドソンは自分が救ったサディに対し道徳的な勝利感に酔ったが、それとともに、抑えつけていた彼の欲情が一気に爆発し、サディを犯した。翌朝、海岸にデイヴィッドソンの屍体が発見された。サディはデイヴィッドソンに裏切られ、再び元の姿でオハラらと陽気にさわいでいたが、デイヴィッドソンの投身自殺の報をきいて、彼に対する怒りは消えた。オハラは再びサディに求婚し、2人は豪洲に向かった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第26回 アカデミー賞(1954年)

ノミネート

主題歌賞
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