アポロ13のレビュー・感想・評価
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一人の人間としては二度と来る事の無い大きな一歩だ
生物の最初の一歩をアームストロングさんは「人類にとっては、いずれ誰かが同じ一歩をこの地に踏むだろうが、一人の人間としては二度と来る事の無い大きな一歩だ」って言った。?
それなら良いが。
だから、1972年7月16日以降誰も月には誰も行っていない。なんとなんと昨年が50周年記念何だね。
つまり、月着陸が一か八かだったと分かる。
しかも、この時期「カプリコン1」とか言う映画を見て、月には人類は行っていないと信じていた。
アメリカならやりそうな事なので、僕に取っては都市伝説ではなかった。
事実なので緊張感には少しだけ欠ける。スター・トレックの様に、艦隊の掟なんか無視した自由奔放な顛末は期待出来ない。
13と言う数字を忌み嫌う事は一部であるだろうが、寧ろ、事故が派手になればなるほど、この世の出来事も、ろくな事はなかった。アボロ13号の事故をまた、「世界中が見守る」と言っているが、嘘である。映画の興行の為に作られた台詞と思うべし。少なくとも、テレビとかネットのない時代。ゆえに日本人でLIVEで見ていた者はすくないはずだ。
反面、1986年のチャレンジー号はLIVEで見た。はずだ。
しかし、その後のチェルノブイリで、すっかり忘れている。
兎に角、MOONに何しに行くの?
兎に角、MARSに何しに行くの?
火星は兎も角、月に行った人が一番分かる事だと思う。
戦争を終わらせてから行ってもらいたいものだ。
50年間月にも火星にも人類を含む生物は入っていないが、美しき地球で温暖化に耐える健気な少女は一体何人戦争の犠牲になったろうか。
この映画は正直な映画てある。2回目の鑑賞たが、アフリカ系アメリカ人は登場していないと思うし、有色人種もインドの方がちらほら登場している程度。あからさまに白人優先主義の終焉と反ベトナム戦争を歌い、チャレンジャー号への鎮魂歌として見れば、傑作だと感じる。がしかし。
ずっとドキドキ
これたけピンチの連続でよく地球に戻ることができましたね。乗組員と管制センターチームの最後まで諦めない姿に感動しました。
結果をわかっていても、緊迫ある展開でずっとドキドキ。生還のシーンは泣けます。
こちらオデッセイ
キャストが皆素晴らしい。( 地上スタッフを束ねるエド・ハリスが渋い!)
使命感溢れる宇宙飛行士、地上からサポートを続けるスタッフ、無事の帰還を信じて祈る家族の姿、その全てがリアルで、臨場感溢れる映像にラスト迄引き込まれた。
ー LEM( 月着陸船 )
ー ヒューストン宇宙センター
ー 自由帰還軌道( フリーリターン軌道 )
ー オデッセイ 応答せよ
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
ケンが地上にいてくれて良かった!
2年も前に組み込まれていたコイルの不具合で爆発、故障を余儀なくされてしまったけれど、
直前に風疹とのことでクルーを交代させられたケンが再突入プログラムの手順を何度も何パターンも繰り返し地上で検証してくれたおかげで地球に無事帰ることが出来た!!
ケンが偶然地上に残るようになったことが幸いした。
「人生何が幸いするか分からない。」その事を覚えておこうと思う。予想外のことがあっても悲観するばかりでなく、何故ケンがクルーを外れなきゃいけないんだ!でなくケンが地上に残っていてくれて助かった!と。
電力をどうする、二酸化炭素をどうする、再突入プログラムはどうする。。?!という数々の難題を凄い数の人々がなんとか解決するんだと心血を注ぐアツい気持ちのこもった映画でした!
時代の差かな、、
前回見た時も今回も、実はそれほど感動はしなかったかな、、
私はおかしいのかしら?
「インターステラー」「インセプション」「ルーシー」などの世界観が好きなんだよねーと意気投合したアメリカ人の若者男子が「アポロ13」好きだと思うから見てみなよ!って言ったので「確か、昔見たよねぇ、、覚えてないなぁ、そんなに面白かったっけ??どうやったっけなー」と思いながらもとにかく最後まで見ました。
今、改めてみたら、海外ドラマで活躍してる俳優さんたちが沢山出ていて、あら!お若い時にこの映画に出ていらしたの!あらあなたも?、、、と別の意味で楽しんだりしました。
映画見て原作買いました。
3人の緊張感、苛立ちと、宇宙船に関わる全てのスタッフの不眠不休の努力が素晴らしい。
丸と四角のフィルターを船内にある道具を駆使して繋げるなど、耳を疑うような工作作業が発生するなど、意外な面白さもある。
名作
この作品は何度か観ています。
私自身が宇宙に憧れてるからという事もありますが何回観てもいいですね。
月に行きたい人、行きたいけど行けなかった人、他にも色々な人間模様が面白い。
「宇宙兄弟」という同じく月を目指す物語がありますが、あちらが子供向きならこちらは大人向きな作品かなと思います。
一番好きなのは、トラブルに見舞われて帰還絶望となった時に、全員の知識総動員であるものだけで知恵を絞り命をつないだシーン。
ここは何度観ても凄いなと鳥肌ものです。
私の中ではかなり上位の名作です。
すごくよかった
公開当時、事前に『宇宙からの帰還』というアポロ13号のノンフィクションを読んでいて、すごくワクワクして見に行ったら本で触れているいろいろな困難を随分簡略化していて物足りない印象があった。字幕も読むのが大変だった記憶がある。
久しぶりにNHKで放送されているのを録画したら吹替えで、公開時の印象もノンフィクションの記憶もすっかり抜けて、すごく内容を理解しやすかった。とても面白かった。吹替えのお陰で映像に集中して見れてよかった。しばらくして見返す際には字幕もいいかなと思った。
映像にすごく迫力があって、無重力の表現も自然で、宇宙の感じが凄く出ていた。もったいない精神で電力をケチったり、船内にあるもので二酸化炭素のフィルターをDIYするところなどすごく面白い。
『ライトスタッフ』『アポロ13』『ゼログラヴィティ』『オネアミスの翼』は宇宙開発映画の殿堂作品。
ノンフィクション『宇宙からの帰還』はすごく面白くて、その中で「ジンバルロック」という単語を知って後に漫画の単行本デビュー作のタイトルにした。
面白いものは面白い
当たり前のことを恐れずに堂々と書こう。
面白い映画は面白い。
以前にTVで見たが内容をしっかり覚えていなかったので数年ぶりに観賞。
事実だしオチもわかっているのに、やはりアポロ13から帰還の応答が来た時には思わずガッツポーズ。
出演者が悉く素晴らしかった。
乗員3人のキャラクターの描き分け。
そらま、トム・ハンクスとケビン・ベーコン、ビル・パクストンだもんなぁ。
そしてエド・ハリスのリーダーっぷりも良かった。責任は俺が取る姿勢にはやはりグっときてしまう。
ゲイリー・シニーズは身代金のイメージが強く、長らく私の中では悪役だったが今作で頼れる男に上書きされた。
この映画のベストシーンは私の中では二酸化炭素の除去装置を船内の有りもので作るところだ。
最高の頭脳が集まって仲間の命を救うために図画工作。
完成品のチープさも相まって素晴らしいチーム感であったと思う。
「設計の目的」より「何に役に立つか」だ
映画「アポロ13」(ロン・ハワード監督)から。
台詞をメモをしながら鑑賞するのは初めてだが、
この作品を観るのは何度目だろうか、と振り返った。
その度に、気になる台詞が違うあたりに、私はなぜか惹かれる。
今回は、絶体絶命のトラブルを解決するためには、
どのような視点で望むべきか、と気付かせてもらった。
「月着陸船(LEM)は月着陸用に設計した、方向転換のためでは・・」
と専門家が言いかけたところ、一喝して黙らせたシーン。
「だが、残念ながら(トラブルにより)月着陸は流れた。
(大切なことは)「設計の目的」より『何に役に立つか』だ」と。
なるほど・・と、頷きながら、メモをした。
同じようなことが、船内の二酸化炭素量が増えたシーンでもある。
「司令船のフィルターは形が四角、LEMは円形。
丸い穴を、四角い栓で塞ぐ手段を考えるんだ。
みな考えてくれ、LEMにあるこの材料を使って」と。
そして、想像もできないような材料で二酸化炭素のフィルターを作り、
遭遇した危機を脱することに成功する。
これも「何のために作ったか」よりも「何の役に立つか」という、
発想の転換をNASAに働くスタッフに求めた場面である。
この視点こそ、私たちの仕事や生活に役立つ考え方ではないか。
本来の目的以外の利用方法を考えることは、頭の体操にも繋がるだろう。
早速、身の回り品で、違う使い道を試してみてはいかが?
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