アベル

劇場公開日:

解説

31歳になる自閉性の男の奇妙な日常と、その家族の姿をシニカルに描くドラマ。製作はローレンス・ゲールスとディック・マース、ロベルト・スワッブ、監督・脚本はアレックス・ファン・ヴァーメルダム、撮影はマルク・フェルペルラン、音楽はヴィンセント・ファン・ヴァーメルダムが担当。出演はアレックス・ファン・ヴァーメルダム、オルガ・ツイダーフク、アネット・マルヘルべほか。

1986年製作/オランダ
原題または英題:Abel
配給:コムストック
劇場公開日:1989年6月19日

ストーリー

31歳になる自閉症の男アベル(アレックス・ファン・ヴァーメルダム)は、もう20年も外出していない。過保護な母ドゥイフ(オルガ・ツイダーフク)はそんな息子を心配して、何度も自宅に女の子を招いて見合いをさせるが、その度に相手は、アベルの異常さとドゥイフの溺愛ぶりに気持ち悪がり、成功しない。そんなある日、父親のヴィクトル(アンリ・ガルサン)と喧嘩して家を追い出されたアベルは、街でシス(アネット・マルヘルべ)という女性と親しくなる。そして成り行きで彼女と肉体関係を結んだアベルは、そのままシスの家で暮らすようになる。のぞき部屋でアルバイトをしているシスは、実はヴィクトルの愛人で、最近別れ話が持ちあがっていた。そしてアベルは、そののぞき部屋で父とはち合わせする。一方のシスは、ドゥイフの嫉妬に悩まされていた。しかし紆余曲折の末に、アベルとシスは結局、無事結ばれるのだった。

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