アップルゲイツ

劇場公開日:

解説

典型的なアメリカの中産階級の家族になりすました昆虫一家を通して現代のアメリカ社会を風刺したコメディ映画。監督は「ハドソン・ホーク」のマイケル・レーマン、製作は「バットマン リターンズ」のデニーズ・ディ・ノヴィ、エグゼクティヴ・プロデューサーはクリストファー・ウェブスター、脚本はレッドバード・シモンズとレーマン、撮影はミッチェル・デュービン、音楽はデイヴィッド・ニューマンが担当。

1990年製作/アメリカ
原題:Meet the Applegates
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1992年8月15日

ストーリー

乱開発が進むアマゾンの熱帯雨林。ジャングルで英語を教えていたボランティアたちが謎の昆虫軍団に襲われた。6カ月後、アメリカ・オハイオ州の町メディアンにアップルゲイト一家が引っ越して来た。実は彼らは昆虫軍団コロラダ虫のリーダー、アント・ビー(ダブニー・コールマン)から原子力発電所の破壊工作の密命を受け、人間に化けたファミリーだった。父ディック(エド・ベグリー・ジュニア)はパソコンで国勢調査局のデータに侵入し名前を登録してアメリカ市民になりすましたが、一家は人間社会に戸惑い堕落してしまう。娘サリー(カミ・クーパー)は妊娠してしまい、息子ジョニー(ボビー・ジャコビー)はマリファナ中毒、母ジェーン(ストッカード・チャニング)はカード破産のコンビニ強盗、そして父ディックは浮気が元で失職。皮肉なことに、そんな一家が「アメリカで最もノーマルな一家」に選ばれる。その頃、ビーは部下とともにアメリカに上陸、一家を繭に閉じ込めてしまい、家から原子力発電所までトンネルを掘り、破壊計画を遂行しようとする。ディックたちは隣家の父親に助けられ、環境破壊に警鐘を鳴らす演説を教会でぶち、発電所の破壊を阻止するため、ビーと対決する。危機一髪で、爆発はディックが阻止し、無事に一家はアマゾンへ帰り、森林破壊への抵抗運動を組織するようになった。

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