悪魔の改造人間

劇場公開日:

解説

火星探険用スペース・スーツに移植された科学者の悲劇を描くSF映画。製作はドン・カーモディとジョン・ダニング、監督はジャン・クロード・ロード、脚本はエディス・レイとデイヴィッド・プレストン、撮影はレネ・ヴェルジエ、音楽はポール・ザザが担当。出演はテリー・オースティンほか。

1986年製作/アメリカ
原題:The Vindicator
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1987年4月18日

ストーリー

航空宇宙研究社(ARC)のハイテク・ラボ。若く才能のある科学者カール・レーマンは、野心家のARCの長官のホワイト(リチヤード・コツクス)の策略で脳と肉体を分断される。彼の肉体は、ホワイトらによって火星着陸のために考案されたコンピュータ制御のスペース・スーツ(宇宙服)に移植された。ホワイトは、カールの行動をリモート・コントロール装置で操作しようと計画。彼の脳は人工肉体のコンピュータに接続され、彼の思考が行動に移される。しかし、コントロール装置を移動する際に、カールが研究室を逃げ出す。やがてスーツに自己破壊の未知の力があることを知る。彼の人工肉体に誰かが手を触れると、殺人機械となるカール。一方、カールを発見するために、ホワイトは、女サムライ、ハンター(パム・グリアー)を雇う。カール捕獲を何度か失敗した末に、ハンターは、カールの妻ローレン(テリー・オースティン)を人質に、彼をARCにおびき出し破壊しようとする。たび重なるハンターの攻撃に生命を維持するために必要な体液を失い続けながら、カールはARCにやってきた。そして隙をついてカールはローレンと共にホワイト一派に攻撃をかけた。この戦いの末、カールは体液を排出し尽くし、自ら死を選ぶ。それを見守るローレン。数年後、ワシントンの航空宇宙博物館ではカールの死が次のように説明されていた。「実験中にヒーローとしての死を遂げる」と。

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