劇場公開日:1965年10月9日
解説
イタリアの名匠ミケランジェロ・アントニオーニの初のカラー作品で、1964年・第25回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた心理ドラマ。無機質な工場が立ち並ぶ海辺の工業都市ラヴェンナ。夫や息子と3人でこの街に暮らすジュリアーナは、数年前の交通事故のショックから立ち直れず、精神的に不安定な日々が続いていた。そんなある日、彼女は夫から友人コラドを紹介される。ジュリアーナは自分と同じように孤独を抱えるコラドに惹かれ、次第に距離を縮めていくが……。アントニオーニ監督のミューズとして知られるモニカ・ビッティがジュリアーナ、イギリスの名優リチャード・ハリスがコラドを演じた。
1964年製作/117分/イタリア・フランス合作
原題または英題:Il deserto rosso
配給:東和
劇場公開日:1965年10月9日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ミケランジェロ・アントニオーニ
- 製作
- アントニオ・チェルビ
- 脚本
- ミケランジェロ・アントニオーニ
- トニーノ・グエッラ
- 撮影
- カルロ・ディ・パルマ
- 音楽
- ジョバンニ・フスコ
受賞歴
第25回 ベネチア国際映画祭(1964年)
受賞
金獅子賞 | ミケランジェロ・アントニオーニ |
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