赤い航路
劇場公開日:1993年2月6日
解説
地中海を航海する豪華客船を舞台に、二組の夫婦の奇妙な交流を描く人間ドラマ。監督・製作は「フランティック」のロマン・ポランスキー。エグゼクティヴ・プロデューサーはロベール・ベンムッサ。パスカル・ブルックナーの小説Lunesde_Fielを基に、ポランスキーと「愛人 ラマン」のジェラール・ブラッシュ、ジョン・ブラウンジョンが共同で脚色。撮影は「インテルビスタ」のトニーノ・デリ・コリ。音楽は「1492 コロンブス」のヴァンゲリスが担当。主演は「殺しのアーティスト」のピーター・コヨーテ、ポランスキー監督夫人でもある「フランティック」のエマニュエル・セニエ、「モーリス」のヒュー・グラント。
1992年製作/フランス・イギリス合作
原題または英題:Bitter Moon
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1993年2月6日
ストーリー
典型的なイギリス人夫婦ナイジェル(ヒュー・グラント)とフィオナ(クリスティン・スコット・トーマス)は夫婦の愛を確認するためイスタンブール行きの豪華なクルーザーに乗った。ナイジェルは船上で車椅子のアメリカ人作家オスカー(ピーター・コヨーテ)に出会う。オスカーはナイジェルに自分の妻であるミミ(エマニュエル・セニエ)との関係を語り出す。パリの街角での出会い、情熱に任せたセックス、そし倦怠に対抗するために倒錯した性の世界へ入っていったこと……。いつの間にか二人のエロスの世界に巻き込まれてしまったナイジェルとフィオナ。しかし旅の終りの大晦日の夜、オスカーは話の結末をつけるかのようにミミに向かって拳銃を放ち、自らも命を絶つのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロマン・ポランスキー
- 脚本
- ロマン・ポランスキー
- ジェラール・ブラッシュ
- ジョン・ブラウンジョン
- 原作
- パスカル・ブルックナー
- 製作総指揮
- ロベール・ベンムッサ
- 製作
- ロマン・ポランスキー
- 撮影
- トニーノ・デリ・コリ
- 美術
- ウィリー・ホルト
- ジェラール・ビアール
- 音楽
- バンゲリス
- 編集
- ハーブ・デ・ルーズ
- 衣装デザイン
- ジャッキー・ブディン
- 字幕
- 古田由紀子