逢びき(1945)

劇場公開日

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解説

映画演劇の両面にプロデューサーであり、作家であり、監督であり、俳優であるノエル・カワードが、自作の戯曲「静物画」を映画化したもので、監督にはイギリス映画界の若き偉材デイヴィッド・リーンが、「この愉快な種族」「大いなる遺産」と同じく当り撮影は「ヘンリー五世(1945)」「余計者をまっ殺」のロバート・クラスカーが指揮した。主演は、舞台女優で、映画にはシネギルド作品数本に出演したシリア・ジョンソンと舞台出身で、「星への道」のトレヴァー・ハワードで、ヴェテラン喜劇俳優スタンリー・ホロウェイを筆頭にジョイス・ケイリー、シリル・レイモンド、イヴァーリー・グレッグ、マーガレット・バートンらが助演している。製作を担当しているアンソニー・ハヴェロック・アランとロナルド・ニームは監督リーンと共にシネギルド・プロを主宰している。

あらすじ

ローラは平凡な勤め人フレッド・ジェッソンの妻である。娘と息子と一人ずつ二人の子の母として、住宅ばかりの郊外に住んで、平ぼんな、しかし幸福な生活を送っている。彼女は毎週木曜日に、近くのミルフォードという町へ、朝から汽車で出かけ、一週間分の買物をし、本屋で本を取替え、簡単な昼食をとり、午後は映画を見物したりして、夕方の汽車で帰宅する習慣である。ある木曜日の夕方、目にすすが入ったのを、ミルフォード駅の喫茶室で一人の医師にとってもらった。その医者と次の木曜日にミルフォードの町で行き会った。その次の木曜日、ローラは昼食に行き、食堂でまた会った。こんでいたので同席して昼食を共にし、初めて自己紹介をし合った。彼はアレック・ハアヴィーという開業医で、ローラとはミルフォード駅から反対の方向の住宅地に住んでおり、木曜日毎にミルフォード病院に勤めている友人スチーヴン・リンがロンドンへ行くのでその代理にやって来るという。昼食後、アレックはひまだと言ってローラに映画をつき合ったが、この会合で二人は互に相手に何か心をひかれる思がして、駅で別れる時アレックは次の木曜日にぜひ会ってくれとたのむのだった。次の木曜日には、しかしローラは心待ちに待ったが彼は来なかった。会えないがわびしく、物足りぬ気持で汽車を待っていると、アレックはかけつけて、手術が手間どってぬけられなかった。次の木曜日にはぜひと言った。次の木曜日、映画がくだらぬので植物園を散歩しボートに乗る。そしてボートハウスで、二人は愛の告白をし合った。帰ると息子が頭にけがをしていた。ローラは神の戒めのような気がして自責の念にたえなかった。次の木曜日ローラはまた彼と会い、郊外にドライヴして愛を語った。アレックにさそわれ、リンのアパートで会うと、思いがけずリンが帰宅したので、彼女はくつじょくにたえず夜の町を歩きまわった。駅で彼は心配していた。彼も妻子ある身の自責にたえず、南アフリカ、ヨハネスブルグの病院に勤務することに決めたと言った。次の木曜日は最後の会合であった。別離の苦しさは二人の胸をしめつけ、また会う事もあるまいと思えば、ひとしお愛の思はつのる。ミルフォード駅の喫茶室で相対している時おしゃべりのドリーにローラは見つかり、気持をめちゃめちゃにさされる。アレックはだまって去った。自分の汽車を待ちながら、ローラは急行列車に投身したい衝動にかられるのをやっと思い止る。ドリーがしゃべるのを気分が悪いからと言ってだまってもらい、帰宅したフレッドは何も言わなかったが妻のやなみを同情してくれた。ローラはわれに返った心地であった。また夫と子供達との平和な生活にかえることが出来るだろう。

1945年製作/86分/イギリス
原題:Brief Encounter

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映画レビュー

3.5大人の恋愛

kossyさん
2018年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

萌える

若いころに見ても感動しなかったかも・・・

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kossy

5.0号泣しました

あき240さん
2018年4月27日
Androidアプリから投稿

これぞ大人の為のメロドラマ。
最高峰の恋愛映画と思います。
W不倫ものと言えば身も蓋もないのですが、ラブシーンはキスが3度くらいしかなく、その他は短時間のたわいのないものだけで終わります。
しかしラストシーンでは大の大人が声を上げて泣いてしまう程の切なさが爆発します。
大人が共感できる台詞やシーンが全編に溢れています。

深く愛しているからこそ、自制と節度をもってお互いを本当に大事に尊重するのだ。しかし、それはかくも辛いものか。

映画としても流石はアラビアのロレンス、戦場に掛ける橋の巨匠デビッド・リーン監督です。
まず倒置法の語り口が見事と言うほか無く冒頭から引き込まれ、そして何よりラストシーンの涙腺への破壊力を存分に発揮させます。
と言っても脚本はごくシンプル。
それでいながら観客を掴んで離さずぐいぐい先に話をすすめます。
演出も凄い。
初めて嘘をつく三面鏡のシーン、スクイーズしながらのクローズアップ、長い独白の中での見逃しそうなくらい微かなため息をつくシーン、猛速度で通り過ぎる急行列車をあえて見せず主人公の顔だけを長く撮す演出、そしてラストのラストでの夫の台詞などなど、デビッド・リーン監督の凄さに感嘆するばかりです。
そして白黒こその美しさが映える美しい陰影と構図の映像美溢れるシーンの数々。たまりません。
この監督、後年にライアンの娘というメロドラマを70ミリカラーで撮っているのですが、そちらは確かに美しいシーンが山盛りなのですが、この白黒映画の切なさの方が遥かに上で感情を震わせます。
俳優の配役起用、その演技もまた素晴らしく監督の眼力に感嘆するばかり。
恋愛映画全体を見渡してもこれ以上の優秀作はないと思います。

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あき240

4.0初めての白黒映画

Alexaさん
2017年3月8日
iPhoneアプリから投稿

実は白黒映画を観たことがなくてこれが初めてだった。やっぱり昔の映画だと今のと比べたらそんなに良くないのかなと思っていたけれど、予想外だった。

最初があのシーンから始まり何が何だか少し分からないところがいい。どうしていきなり出て行ったのかが気になった。

2人の仲良いシーンが素敵で可愛らしかった分、家庭に戻るシーンが対照的に感じられた。この映画の見どころの1つはBBC英語だということだ。どの人物も早口でBBC英語を喋って少しアクセントの違いがあるところが面白かった。

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Alexa
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