アイドルを探せ(1963)

解説

リシャール・バルデュッチのシナリオ、アネット・ワドマンの台詞を、「若奥様は仮免中」のミシェル・ボワロンが演出した音楽コメディ。撮影はレイモン・ルモワーニュ、音楽はジョルジュ・ガルヴァランツが担当した。出演はパリの歌手シルヴィ・バルタン、「若奥様は仮免中」のダニー・サヴァル、ベルデ・グランバル、ドミニク・ボシェロなど。ミレーヌ・ドモンジョや人気歌手、コーラス・グループがゲスト出演する。

1963年製作/フランス
原題または英題:Cherchez L'Idole

ストーリー

映画スター、ミレーヌ・ドモンジョの家で働らいているリシャール(フランク・フェルナンデル)は、恋人ジョゼット(ダニー・サヴァル)に贈るために五千万円もするダイヤモンドを盗んだがみつけられ、逃走のあげく、楽器店のギターの中にかくした。それと知ったジョゼットは、楽器店にギターを買いに行ったが、同じ型のものが五つもあり、その上、全部人気歌手達が買っていったときいて大あわて。一方リシャールは、女中ジゼールの忠告で改心し彼女と組んでダイヤを探すことにした。おこったジョゼットも女友達と組んでダイヤを探すことになり、二組はギターを求めて西へ東へ。リシャールとジゼールの組は、何度かジョゼット組にだしぬかれながらも、ついにシャルル・アズナブールのところでダイヤを見つけた。彼が自首する決心をした時、ジゼールは彼が出獄するまで待つことを誓う。五千万円のダイヤを探しながら、もっとすばらしいダイヤを見つけた二人に、アズナブールの歌う愛の歌が、強くあやしくひびきわたったのだった。

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