愛され作戦

劇場公開日

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解説

殺伐とした大都会で心を閉ざし気味の若い女性が、ゲイを指南役に恋を獲得するサクセス・ストーリー。監督・脚本は「メン」「パラダイス」「ミー&ヒム」のドイツの女性監督、ドーリス・デリエ。音楽はニキ・ラウザーがスコアを書き、エディット・ピアフの『Non jeNe Regrette Rien(私は後悔しない)』が主題歌として劇中で効果的に使われている。主演はドイツの映画・演劇界で活躍するマリア・シュラーダー。共演は「マリア・ブラウンの結婚」のエリザベート・トリセナー、ドイツの演劇界で活躍するピエール・サヌーシ=ブリス、ミヒャエル・フォン・アウほか。

1994年製作/104分/ドイツ
原題:Keiner Liebt Mich
配給:エスパース・サロウ

ストーリー

空港のセキュリティーに勤めるファニ(マリア・シュラーダー)は、ひとり暮らしのOL。「死に方の教室」に通い、「結婚相談所」に登録している。同じ高層住宅には得体の知れない隣人が住み、気持ちを逆撫でする同僚と働く毎日。素敵な恋ともこのところご無沙汰で、気がつけば30歳は目前だ。ある日、彼女はエレベーター内でゲイのアフリカン、オルフェオ(ピエール・サヌーシ=ブリス)と知り合う。霊感占いと手相見を商売にしているオルフェオの「恋人は現れる。キーワードは“黒”と“23”。君から仕掛けなければだめだ」という言葉を信じ、起死回生の恋の巻き返しを図る。そんな時、高層住宅の新しい支配人ロータル(ミヒャエル・フォン・アウ)が現れた。“黒”のジャガーに乗り、カーナンバーは“23”。すっかりその気になったファニーは、彼に近づくため自分の車をジャガーに激突させた。ファニーはオルフェオの助けを借りて、いい女へとドレスアップを図る。その思いが功を奏したか、ファニーはロータルと一夜を過ごすことに。有頂天の彼女と対照的に、オルフェオはゲイのステディでニュースキャスターのベノに裏切られ、おまけに家賃滞納で部屋を追い出された。一方、ファニーも女友達のシャルロッテと女癖の悪いロータルの情事を目撃し、天国から地獄へ。どん底の彼女の部屋にこれまたどん底のオルフェオが転がり込み、相身互いの二人三脚。オルフェオの慰めに何とか元気を取り戻したファニーだが、彼は体調を崩したまま快復しない。衰弱したオルフェオは、ファニーに恋と人生のアドバイスを残してこの世を去った。ファニーはオルフェオの部屋の新しい住人、ラッセと恋の予感が。彼の黒いTシャツには“23”の文字が。明るさを取り戻した彼女の恋の勝利はもう間近だ。

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