みやび 三島由紀夫
劇場公開日:2005年10月1日
解説
1970年に自ら命を絶ってから35年が経つ今日でもなお、日本のみならず世界的に影響を与え続ける偉大な作家、三島由紀夫をめぐる異色のドキュメンタリー・フィルム。監督は「能楽師」の田中千世子。ゆかりの人にマイクを向けるのではなく、彼が残した作品を通じてのみ三島と関わりを持ってきた、現在第一線で活躍する国内外のアーティストたちによるそれぞれの“三島論”が浮かび上がらせる新たな三島像を描き出す。
2005年製作/74分/日本
配給:パンドラ
劇場公開日:2005年10月1日
ストーリー
1925年1月に生まれ1970年11月に逝った三島由紀夫は2005年に生誕80年、没後35年を迎える。この映画には、作家の平野啓一郎をはじめとして現代に活躍する11人のアーティスト、文化人が登場する。彼らの三島観は、彼ら自身の表現活動と決して無縁ではない。平野啓一郎は文学について語り、現代美術の柳幸典は、九州の海から〈三島と日本と自分〉について考える。アイスランド人演出家グンナルソンは、三島の「近代能楽集」を演出したが、歌舞伎とも能とも違う三島独自の〈詩〉の世界を彼はそこに見る。
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