新しい風 若き日の依田勉三

劇場公開日:

解説

小説『依田勉三の生涯』(松山善三著)を原作に、北海道十勝野の地に新天地を求めた依田勉三率いる“晩成社”一行の壮絶な挑戦を描いた感動ドラマ。出演は、「あずみ」などで強烈な印象を残す演技派・北村一輝。その妻を「木曜組曲」の富田靖子。

2003年製作/119分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2004年12月25日

ストーリー

明治15年(1882年)、北の原野に鍬を打ち込み、やがては百万坪、二百万坪の農地を開墾すると宣言し「晩成社」を結成した依田勉三(北村一輝)は、夢を共にする30余名の開拓団を率いて、北海道十勝原野の大地に錦の旗を揚げるべく、故郷静岡県伊豆国小沢村(現・松崎町)を出発した。荷馬車、大八車に荷を積み、未知の荒野への第一歩を踏み出した一行の旅は、信じた夢のはじまりであり、同時に果てしない苦悩のはじまりでもあった。凍てつく空気、密林と草原が広がる大地、困難を極める開墾作業、思うにままならぬ農作物の栽培。先住民であるアイヌの人々との確執、わずかばかりの作物を容赦なく喰い荒らすバッタの大群、そして大切な仲間たちとの別れ…。いかなる困難にも負けず、自分の信じた道を邁進し続けた依田勉三。いつも百年後の世界を夢見続けた勉三の魂は、没後も消えることなく北海道の人々の心に受け継がれ、“新しい風”となって、今日の十勝野の大地に吹き寄せるのである。

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